熱血暴走系

2005年2月17日
きのう
インフルエンザBのマルさんに留守番を頼み
教育委員会に駆けつけてみた

するとそこには
パンチのおじさまが

あ な た は だ あ れ ?

2年生の保護者だと言う
2年学年部絡みで今日の要望書提出に肩入れしに来たのだという

しかも市議さんまで連れている
市議さんに名刺をもらう

むむ
このひとは校区の議員さんじゃない

失礼かと思ったが
これは学校からの要望書なので
校区議員さんを通していただかないと困りますときっぱり言ってみた
あとでもめるのはいやだもん

「ちゃんとしてあるで、だいじょうぶ!」

な、なにが大丈夫やねん
だいじょうぶなことあるかいな
会長も今日は学校からの要望やからって
校区議員さんにお声かけしてないっちゅうねん

うやむやのうちに
勢いで押し切られ
教育委員会の委員長室になだれ込む

な、なにものやねんこのパンチ。

話がやたら大きい
初対面なのにオレに任せとけば大丈夫発言が1回/3秒に出るあたり
今のうちになんとか黙らせなければいかん雰囲気モリモリである

でも
よく雑談を聞いてみれば
ああ 悪気ない
悪気ないんだこのひと
熱血暴走系なひとなんだこのひと
っておぼろげながら見えてきた

そういう場合の対処としては

「温かい目で見守る」

と決めている
もちろん、おいたが過ぎればはピシャリとやるが(相手はパンチですよきゃおるさん)

室長と参事に会って
少人数学級にしてくださいなと要望書を出す

要望書を読み上げて渡したあと
ざっくばらんにお願いモードに入る
教育委員会のえらいさんだろうが
見た目がおじさまなら怖くはない(おじさま得意分野)

さすがにプロで仕組みがよくわかっておられるので
マニアックなツッコミもきちんと受けてくださるこのこころよさ

ああ、やみくもに来てないなぁ
ちゃんと勉強してから来てるなぁ
ほんでもってわがまま言いにきたわけとちゃうなぁ
と、わかってもらえたらしく
おじさまが「わかってるねんわかってるねん。予算さえつけばできるねんけどね。やってるんやけどね。」
と砕け始める。よし落ちた。

要望書をうけて起案して議会に提出して予算をつけてもらってくださいと筋道立ててお願いして帰ってきた

さて熱血暴走系パンチであるが
実は別件で激しい動きを見せているらしい
大物アスリートを小学校に講演会に呼ぶとかなんとかで
IOCに話をつけに行った(ドコ?)とかで
その勢いを借りて今回学校からのかなり目立つ要望書提出にも同席してみちゃったりしたが
てへ☆ちょっと浮いちゃった♪

急に現れて
「今日のこの提出はボクがすべてお膳立てしてあげた!」とえばっても
あらまぁ、それはごくろうさまでしたほほほほほほほと、やさしく微笑まれて
じゃ、また来期もお力添えよろしくーほほほのほーとあしらわれてしまいました

パンチ がんばれよ

夕方
校長先生と教頭先生に報告に行って
パンチのことを話したら
「よ、よけいなこと言わんかったか?」
と心配されました

熱血暴走系ですねと言ったら
ふたりとも一瞬のけぞって笑ってから
「いや、あの、一生懸命な保護者の方やから。もごもご」
とあわててフォローしていました
いいのよべつに
パンチも仲間に入れてやる
こき使ってやるヒヒヒヒヒヒヒ(悪人系)

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索