しろうとさん

2005年5月12日
プロの出し物ではなく
しろうとさんがハリキッテご披露くださる出し物に
小さい頃からとてもとてもヨワイ。

どうヨワイかというと
「イヤー もうヤメテー」と
お尻がスゥスゥするというか、顔が上げられないほど恥ずかしいというか
いたたまれなくなってしまうのです。

「家族対抗歌合戦」だの
「素人名人会」だの
「クイズ100人に聞きました」だの
全国のしろうと家族がてらてらとテレビでハメを外す様子が映るたびに
「替えていい?」と泣きそうになる子供だったのです。
なのにおばあちゃんが好きで見てるんだこれがっ。

最たるものが「NHKのど自慢」。
いまだにワタクシの鬼門と言えます。
日曜の昼の逢魔が時。
別に家族や知り合いなわけでもないのに
「シぃラカバぁ〜〜っ アオゾぉらぁ〜っ」などと
ちょうしっぱずれなおじいさんの熱唱!を拝見すると
恥ずかしくて恥ずかしくて身もだえして焦げて死にそうになるのです。
ないですかそんなこと。

でね。
今日ね。
ちょっと焦げ死にそうだったの。

しろうとさんの講演会に動員されてしまいました。
彼女の本業(格闘技)の応援なら力入れてできるんですが
人前で喋るのに明らかに慣れてない若い彼女がマイクを持ってる姿に焦死。

周りを見ると
嬉しそうにキャーだのワーだのしているみなさんが。
しかも一緒に写真撮ったり握手したり。
うう。もう限界。ダメです。
こそこそっと逃げ出そうとしたら
じゃんけんゲームが始まって勝ち残って直筆色紙をもらって握手されるはめに。
とどめをずっぷりさされたわけです。

拙いとか下手とか
そういうのが見てて恥ずかしいわけじゃない。
いたたまれなくなる一番の理由は
「あなたのいる場所はここじゃないー」
という違和感につきる。(と思う)
魚が水から出て跳ねてるよぉ!感というか。
助けてあげたいのに助けてあげることがなくて
それなのにそれを見て笑ったりしてる人に耐えられない感というか。

こういう気持ちになったことあるひといませんか。いない?ヘンかわたしは。

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