図書委員ふたたび

2006年1月16日
私はいつも図書委員だった。
図書委員を前期後期連続でやっちゃいけません!なんてケチなこと言われたときはなにやってたっけなぁ、というくらい図書委員だった。
小学校も中学校も高校も。

結構そんな人っていると思う。

中学のときがまるでバイトのようだったなぁ。
図書の貸し出しだけじゃなくて
新しい本を先生が持ってきて「頼むな〜」と司書室に置いていくと
台帳に記入して分類ラベルを貼り、蔵書印を押し、貸し出しカードを作り、
書架に分類別に配架するところまでやるひじょーに実践的な図書委員だった。
もちろん本の補修もやったし、書架の整理も日課だった。
しまいにゃ図書室のエアコンのカギまで持たされた。
高校に行ったら司書の先生とウマがあっちゃって
図書部(←委員会とは別)までつくることになったりして。

そんなことを誰も知ってるはずもないのに
小学校の読み聞かせの会に誘われて
断れなくて(いつものことです)参加するようになって
学校の図書室の整理をまたこの年になってするはめに。
モグリ司書の経験が子どもの役に立つとはなぁ・・。

人間、なんの経験がどこで生きてくるやらわからんもんですなぁ。

それにしても無残な図書室。
台帳もない図書室ってはじめて見たかも。
台帳なくてどうやって蔵書管理してるのかと不思議に思って聞いてみたら
「出入りの業者さんに貸し出しカード作ってもらってるので〜。」
とズレた答えが返ってきた。

蔵書印のない本。
蔵書番号の欠けた本。
貸し出しカードに不備のある本。
貸し出しカードの代わりに子どもの自作のノートの切れ端カードが入っている本。
そんな悲しい本に書架の整理をするとよく出会う。

整えて書架に戻すけれど、こんな応急処置じゃこの図書室は再生しないなぁ。
子どもが手軽に活用できる書庫にしないとなぁ。

・・・子ども図書委員でも充分扱えるバーコード貸し出しシステムの導入と常駐司書がゴールかな〜。
さて必要なものをどう揃えよう。なにをどう動かそう。どこから動かそう。
2年もあればだいたいできそうかも。

・・・・・と、考えはじめた私がこんなところにいますよー。早まるなスイッチ入れるのちょっと待て自分〜。

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