2006年3月13日
モックンがついにサッカーをやめることにした。
理由は「ついてけない。」
彼なりに熟考の末の決断だったので
とやかく言わずによくがんばったなあ。お疲れさん。と言うことにした。

団に伝えなくてはね。
モックンはまず監督、それからコーチ、それからチームのみんな。と順番を決めたが
毎朝同じ通学班で通っているキャプテン君には一番初めに話しておいた方がよくない?と言ったら
「ああ、そうかも。なんにもしらなかったってのもね。」
と翌朝すぐにキャプテン君に伝えたらしい。

私に返ってきたキャプテン君のお母さんの反応が
「ついてこれるように練習してから言え!」
「最近5年の子が次々にやめるのは私のせい?」
だったので

正論だとは思うけど今までも彼なりにはがんばっていて
本人もつらい気持ちで決断したことなのであきらめることにしたようだ。
と説明して電話を切ったのだけれど

「私のせい?」がひっかかる。
なんだキャプテン君の母さんのせいって。

なんだなんだ???とハテナな気持ちでモックンに聞く。

「あのさー私のせいでやめるのか?ってなんだと思う?」
きょとんとする息子。
「モックンなにかされましたか?」
「されてませんよ?」
「・・・だよなぁ・・じゃ、なんで私のせいでみんなやめるなんて思うんだろう・・・。」
「心当たりがあるんちゃうか?」と鋭い息子。

あ。なるほど〜。なにか心当たりが〜。
・・・・・て、なによ。

ふたりでソファーの上に座って間に挟んだネコをなでながら
ふ〜むと考え込む。

モックンだけでなく5年生は近頃退団する子どもが多い。
理由は進学や家庭の事情やいろいろだけど
実は団の5年生の雰囲気が悪いのも理由のひとつらしい。
チームメイトの悪口を言うやつがいるからだ。
ターゲットにされてイジメじゃないかと思うほど嫌なことを言われてる子もいる。
そういうトラブルが多発していてその中心にいるのがキャプテンくんだ。

モックンはズバリそれではないかと思い当たった。

「あのな、おかあちゃん。子は親の鏡っていうやろ。それやで。」

・・・・・おお。
実に「私のせい」なのかも。
あなたの子どもがそのように育っていますよ。
あなたの「鏡」をよく御覧なさい。
あなたの顔がよく見えますよ。
あなたのせいかもしれません。

子は親の鏡かぁ。昔の人はよくいったもんだなぁ。
良かったー私鏡持ってて。
毎日ちゃんと隅まで覗こう〜(笑)
よく映るんだこれが!映らなくていいとこまで!!(大笑い)

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索