宮西達也さんの、ウルトラマンシリーズは絵本で知って、
大好きなシリーズなのだけれども
「育児書コーナー」で見つけたこの本もすてき。

「育児」じゃなくて、「育自」書になってるところが
このおとうさんのポリシー。

絵本からにじむ、おとうさんの想いが、
この本ではわかりやすく説明されていて
「こーゆーおとうさんばっかりなら、少子化なんてありえないよなー。」と
思うわけです。

たとえば、

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「親の心子知らず

いっしょうけんめいに子どものために
おとうさんはがんばる。
そして、子どもの喜ぶ顔を思って、辛さも苦しさも背負う
おとうさん。でも、子育てはあてがはずれてばかりだ。
いくらこんな子どもに育ってほしいと願っても、
親の思ったとおりに子どもはならないことが多い。
いや、親の思うとおりの子どもになってしまうのは
変なことかもしれない。子どもは弓の矢だ。
親は力いっぱい弓をひいて、はなつだけ。
いい方向に飛んでほしいと願い、ねらいをつけるが、
一度はなったら、あとは、どうにもならない。
見守るしかできない。
矢は自分の力で
飛んでいくしかないのだ。
子どもが親の思うように
ならなくて、
寂しくなる時もある。
でも、こどもは
親が思っている以上に
育ってるのかもしれない。
そう信じておとうさんは
見守るだけ。
それもおとうさんの仕事。」

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巻末にはおとうさん同士の対談も載っていて
いい親父だなぁ〜てお手本も楽しめます。
いい男は、いい親父になるってこったなぁ〜、と思いました。

いいオカンになるために、いい女にならなくてはな!(笑)

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