低学年向けになにかオチのある読みやすいお話がないかなぁ、
と、探していてウケた。

道で拾った懐中電灯のスイッチを入れると
かいじゅうがでてくる。
「なんでもいうこときいてやるびゃ。」とかでかいことをいう。

子どもは調子に乗ってあれこれ頼むけど
そのたびかいじゅうは冷や汗たらたらかきながら
はいつくばって探し物したり、大きな犬と戦ったり。
魔法のランプの精とは違って、
かいじゅうは、はぁはぁいいながらぎりぎりいっぱい自分でがんばるところがおかしい。

いつも横入りしてくる体の大きいヤなやつを、とっちめてやりたい、と頼むと
まかせとけ、とは言うものの、なんだか頼りない。

一緒に、「みんな並んでるんだから、横入りはするなよ!」とにらみつけて腹の底から大声で、セリフの練習をあんなにしたのに、
さぁ、いまだ頼んだぞかいじゅう!とスイッチを入れたら
「昼間はダメだびょ〜。」と消えてくかいじゅう。

わっはっはっは。
そんなもんだ、そんなもんだ〜。
あてにすんな、かいじゅうだってせいいっぱいなんだから。

もっと頼んなさい、とか、甘えていいよなんて
真に受けたらいけません。(笑)
まずは自分が頑張ってからさ!

おもしろいなぁ。と思ったのに、
マルたんの感想は
「夜になったらかいじゅうが出てくるから怖い〜。」で、
トイレについていかなくてはなりませんでした。とほほ。

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