ボランティア的スタッフをちょいちょいしているNPOさんがイベントするので手伝ってと言われて
ナリユキで「実行委員」てなものになってるわけですが
もちろん「元イベントプロデュースの仕事してました。」なんてことは言ってないわけです。
マダームたちは「なんかこの子案外使えそうだわ。」と思ってるのです。
マダームたちがやりたいのです。
それでいいのです。わたしはおとなしくしてるのです。

でも いろいろ気になります。
「自己満足のためのイベントってほんと多いのよ。」
という言葉がじんじん響きます。

さっそく2回目のミーティングでチラシとチケットを作ってくる係り決めがありました。

(おおい。企画書もナシにいきなりですかい。)と内心驚きますが
時間も会場も出演者も決まっているので、まぁ、なんとかなるなぁ、と会議を眺めていたら、
「パソコンに触れないの〜。」などとマダームたちが口々にいうではありませんか。
「ワープロならできるんだけど〜。」と最年少マダームも尻込みです。

え。 残ったのワシ?

出演者のプロフィールも宣材写真も
ロゴの紙焼きもイベントタイトルもなーんにもないとこから
会議でなんにも詰めてもないことを推し量って
チラシを作りました。

チケットも販売の方法や手順の簡単さを考えて3タイプ作りました。

3回目の会議で、それをもとに修正をすることになりました。
ここをおっきくしたら、とか、こういう文章を入れたほうがいい、とか、こまごまと修正が出ました。
そうだよね。なんにも考えてなかったことが
「チラシ」という現実目に見えるもので提案されたら
あ、ここは考えてなかったね、って気がつくよね。
ていうか、それは企画会議ではじめに詰めておくことなんだよ〜。
気がついてくれたからいいんだけど〜。準備しようね〜。主催者なんだからね〜。

そんなチラシ型企画書です。

作ったのはわたしなので、修正もわたしだろうと
はいはいと、原稿に朱を入れていたら
「"塗りつぶし"でできますよね!」
「んー、カンタンになおせますよ!」
と最年少マダームからやる気満々オーラが流れてきました。

え。アナタが修正するの?・・・ワープロしかできないんじゃなかったのね。
いいの?テキストボックスとかオートシェイプとか図形とか詰め込んであるよ結構。
作った本人じゃないと順序とか図形の貼りかたとかセルとかややこしいよきっと。
いいんだけど。直してもらって。
スキルバリバリなの!な感じで話してるし。いいのかな?いいんだろうなきっと。
「こんだけ作ってもらってあったら、大丈夫。直せます。」
なんだその発言は。なんだかちょっとヤダ。

データをフロッピィで!とか、かやの中で聞こえた気がしたので
「あの〜。よかったらメールでデータ送りますけど。」
とかやの外から声をかけたら
しばらくしてから
送ってもらった方がいいですね。とアドレスの交換になりました。

メールにファイルを添付するときに開いてみて、
わかりにくそうなとこだけ先に直してからあげようかな。
て思ったんだけど やめときました。

だって、
やりたいんだよね。

「自己満足のためのイベントってほんと多いのよ。」
という言葉がまたじんじん響いて
なんだかちょっとヤだった。

   

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