子どもの頃読んだときは
エルフがかわいそうでかわいそうで読むたびにボロボロ泣いた本。
泣くから読まない、と決めた本。

ハルに読んであげてて
ああ感じ方が変わったなぁと実感。


「エルフは じぶんの からだのことなど わすれて
なんとか たすけてやらなくてはと おもいました。」

このエルフの気持ちの部分を
子どもの頃のわたしは エルフがかわいそう、と思いながらも、頼もしいそんなエルフにそばにいてほしい、と感じていたけれど

「自分のことなど忘れ」るのはあたりまえの愛だ。
愛の強さって、たぶん、わたし、知ってる。
強情でもわがままでも自分本位でもなく
ただただ優しい気持ちだけの、でも、けして折れない強さだ。

木陰になったエルフを、むかし子どもだった頃のように
「かわいそう。」と泣く私じゃなくなりました。

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