2週間に一度、図書館に通って、
1人10冊借りて帰るわけですが、
ヤツラは、ときどき、読書欲がダレてきて、
ダレたまま図書館に行くと、
「なんか、読みたい本がないー。」などと言って、
釣りのハウツー本だの、柳田理科雄だの、エコな折り紙手芸だの
わざわざ大人の書架からゆる~~~~~い本を選んできます。

気に入らん。

「そんなユルユルの本ばっかり、およしよ~。」
「だって、いいのがないんやもん。」


アレですな。
やる気のないひとってのは、大人も子どもも一緒ですな。

「だって~」
「みつからないんだも~ん」


探せ。
できること、やれること、やろうとすること、やらないかんことは、フル回転で探せ。


わたしが子どものときに親たち大人家族に一番言われたのは
「頭は帽子の台やないで~。」でした。
気がつけば、わたしもおばあちゃんからの一言として子どもたちに
「頭は帽子の台やないで~。」と言うようになりましたよ。
思えばキツイ母だった。ありがとう母。


子どもの書架へ行って、ぐるっと一回りすると
次々に新着図書発見。
あるやないか~。


海底2万里のノーチラス号が実は!というとこからはじまるファンタジー。
れっきとした少年冒険小説です。いい。
読んでいてワクワクと楽しい。
ハリポタよりもまっすぐで楽しいし、
ゲドよりものめりこめるし、
ナルニアよりも背景がややこしくなくてわかりやすい。
「ボクもノーチラス号に乗りたい!」て思えるお話。

ファンタジーって、大人になっても読んでほしい。
心に水遣りするのは、マンガでも、人生啓蒙本でもなくて、こういう本だと思うから。


借りてきたシリーズ4巻までは一気に読んでしまって続きを絶対に借りなくてはなりません。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索