「なにをされたいですか?」
にひっかかってしまったわたしですが
意外にもひっかからない人が結構いる!わお!
「うん、されたいですか?って使うよ?」なんて中学生男子は4人中2人が。
マダームたちも、「あー、言うかもー。」なんてのがちらほら。
えええええ~~。
へんなのに。
敬語としてはめちゃくちゃなのに。
そうなのかぁ。
ひっかからない人種が増えてきてるんだぁ。
ひっかかる=古い
ひっかからない=若い
な構図が見えてきましたよー。
わたし的には気持ち悪いことに変わりがないので
「なにをされたいですか?」
と聞かれるCMには、
「なにもされたくありませーん!」と元気に答えることで乗り切ろうと決意しました。
そうか。あの化粧品は30代前半までがターゲットなんだな。www
にひっかかってしまったわたしですが
意外にもひっかからない人が結構いる!わお!
「うん、されたいですか?って使うよ?」なんて中学生男子は4人中2人が。
マダームたちも、「あー、言うかもー。」なんてのがちらほら。
えええええ~~。
へんなのに。
敬語としてはめちゃくちゃなのに。
そうなのかぁ。
ひっかからない人種が増えてきてるんだぁ。
ひっかかる=古い
ひっかからない=若い
な構図が見えてきましたよー。
わたし的には気持ち悪いことに変わりがないので
「なにをされたいですか?」
と聞かれるCMには、
「なにもされたくありませーん!」と元気に答えることで乗り切ろうと決意しました。
そうか。あの化粧品は30代前半までがターゲットなんだな。www
コメント
私、「見れる」という、「ら抜き表現」をわざと使います。それはやっぱり一般化してきているから。やはり、商売では、文法よりも実生活の方が大切ですから。
しかし、必然性のない言葉は定着しません。たとえば、「見られる」ではなくて「見れる」が定着したのは、その方が言いやすくて短いからです。それで伝わるならそれでよし、とみなさん判断される。使いやすいわよねぇ、こっちの方が。ってことですね。
で、流行言葉の大半には、実はそういう「必然性」があります。とくに定着したものはそういうものです。
なので「問題な日本語がうんぬん」って言う話はよーく注意して、話半分にしか聞きません。「実用」を考えた上での論議かどうか、というのが、けっこう抜け落ちてるからです。
あと、意外に新しい言葉の使い方というのは「地方発」というのも多いのです。定着した「新しい言い方」の半分以上は、元は方言だったりするそうです。そういう「言葉の伝達・定着」に関して、こつこつと事例を集めて研究している言語学者とかがいてるんですよ。
地域の方言から、時間をかけて、ゆっくりとほかの言い方との選択勝負をずっと続けて、勝ち残り、そして全国制覇した「新しい言い方」というのも多いのです。
その年月が10年とか20年とか、それ以上というのもザラにあります。
当然近年ではテレビなどのマスメディアがありますので、ある程度まで広がった後に爆発的に定着するという事はありますが、その前に知られざる勝ち抜き戦が続いていた、という事が大半です。
おそらく「される」もそういう事だろうと思います。
「見れる」を使うのは、ブログとか、個人的な書き込みでの話ね。仕事上では、そういう評価の安定してない言い方は、「避ける」ことで対処することが多いです。言い換えはいくらでもできるので。
ともあれ、意外に「流行語」というのは、キチンと生活実感に支えられていて、そうでないと元々広がらないんだよって話です。無駄に長いとか、言いにくいとか、そういう言葉は、いくら正しくても生き残れないって事なんですよ。ようするに。
「される敬語」が市民権を得てるとは思わんかったんですよー。
だってさ。
シゲさん、言える?
ちょっといつもよりがんばってキレイにしてきた女の子にさ、
「(紳士口調で)おきれいですよ。なにをされたいですか?(ニッコリ)」
なんてさ。
いっぺん、誰かに試してみてっ
ビンタが飛んでこない程度に「される敬語」が定着してるのか
身をはって確認してみてくれたら嬉しいな。どつかれたらゴメン。
でも変な日本語は定着中です。
企業様と言って(書いて)ます。結構。
その金魚オッサンもかなーりひっかかるよねー
のわははは。
ありゃ、かけことばだったんじゃねぇのかね?
「なさりたい」の省略形と「されたい」の両方の意味をかけてる、と。
私としては、いろんなこと、いっぱい、された~い。
(とセクハラまがいのことを言って去る50前の男性)
(とあきれる来月42になるおばさん。)
ほんまに、なんというか、枯れませんね~・・・・。
アッコさん、
そんなにつるつるすべすべになってるようにも見えないのがまた
このCMの不可思議さです。
うーんとねぇ…。言葉ってのは深いのよ。単純に正しい正しくないだけでは判定できん。
(もちろん、「いくらなんでも、そら間違い」ってのはある。そこは譲ってはいかんわけです。ダメなもんはダメ。)
で、「される」の場合は「実用」も尺度、もうひとつのモノサシとして持っておいて、正しさと実用と両方で検討するしかなく、で、たぶん「実用」が勝ち抜きで残ったんでしょう。
ちゅうことは、今後も「なさりたいですか」は勢力を伸ばすことは、まずないと思います。
実用戦で、とりあえずは負けたってことでしょう。
私は「される」という言い方されても、気持ち悪くても耐える道を選ぶしかなかろうと思います。
で、「試してみて」の件は、先のメッセージでも書いたように「される」あるいは「なされる」という言葉を使う事自体を「避け」ます。別の言い方なんていくらでもあるでしょ?
だから「なされる」はよけいに使われなくなるんですよ、って事です。「される」と「なされる」が闘っている時に、わざわざ戦いの中に飛び込んでいきたくはないです。
で、使われる時は「短くて使いやすい『される』」が生き残る、という事になると思うな。「なされる」でないと表現できない用法、と言う物自体がないって事ではないですか?
「される」で代替できるなら、それで良い、という事でしょう。
変転変化していくことも言葉の本質のひとつです。
それより、最近は英語で困ってる。
日本企業が、世界に出て行くときの、企業ポリシーを伝えるキーワード。
これは、英語的に正しい文法の英語が良いのか、たとえ英語的に微妙にヘンでも、その企業の参加メンバーの大半である日本人が共通認識として「これだ!」と思えるものが良いのか。
正解がなくてわからん。
むちゃくちゃに微妙な話がいっぱいある。
でも、一発でわかるとか、共通認識がスッと確認できるとかの「言葉としての実用性」がないなら、それは言葉として存在価値なんかないんだよ。言葉はコミュニケーションのものだから。
でも、そのキーワードをガイジンが見たら、とんでもなく気持ち悪いっていうのもあるのさ。
言葉は実は論理ではなくて生理的な感覚やから。
そやから、その企業のキーワードを外人のライターに頼むというのも、実はかなり無理のかかることなのさ。日本人が苦しみながら「和製英語」をすりあわせて行くくらいしか道がないのよなぁ。あーーーー、面倒くせぇ!
ここいらの問題はもう、数年頭を悩ませております。はい。
ちなみに、その和田アキ子のCMとやらを、テレビを見ない私は、全然知らない。
知らなくても困らないし。「される」問題にいらつくこともないし。
見ない方がいいよ、テレビは。アホになるから。
たぶん、そこが一番大事な事だと思います。
「されたいですか?」は敬語としては、もひとつのレベルらしい、と思いました。
「あれ、気持ち悪いよな。」ていう人の方がまだ多い。
敬語は、親が相手を敬い、思いやりを持って接する姿勢を見せながら、ていねいに使うことで子に伝えられてゆく「文化」のひとつだ。
というラジオ深夜便の先生の話を聞いて以来、きちんとした敬語を普段から使おうと、心がけているので
この「されたい」は、まだ不採用でいきます。実生活ではトレンドに乗ってないぽい(笑)
別の軸があるんです。
たとえば、とても素敵な先輩がいてて、その人に「何したい?」って聞く時を考えましょう。
「どうしたい?」じゃ、失礼でなれなれしい。で「どうしたいですか?」と聞いても、まだ雑な感じがする。
じゃ、その次は? って考えたら、いきなり「どうなさりたいですか?」しかないわけですよ。「正しい、正しくない」の世界では。
「いや、そこまで行くと、よそよそしいのよねぇ。」って事でさ。
「したい」の次が
「なさりたい」と、なんで二文字も増えるんだよ。
「かあさん」が「おかあさん」になる程度の、一文字くらいで丁寧になる言い方はないのかよ!
ってことです。
そしたら、「されたい」というのがあった。
ええやん、これ。
「なさりたい」よりええわ。いまの気分やわ。使こてまえ。
とまぁ、そうなる。
それはええんとちゃいまっか?と僕は思うわけだ。
そういう「実用的背景」というのがあって、こういう言い方というのは流通するわけですからな。
その実用の裏にある、「適度な距離を、ちゃんと維持したい」という思いに関しては、僕は正解と思うよ。別に言葉の使い方なんか間違っててもいいのさ、そういうところでは。
ええやん、そんなもん。
正しくないけど、気持ちのやりとりに使うには適当だったって事でしょう。
まぁその、テレビのCMは、使い方がかなり下手だったみたいやけど。
ちなみに僕なら「されたい」も「なさりたい」も使わずに、
「何したいと思てはります?」
と聞きます。こういうのはキャラクターで乗り切る方が、まぁ楽しかろうって事で、これはもう「言葉」の話ですらないんですがね。
まぁ、そういう事です。
新しい言葉の流れや変化はかまわないんだけど
されたい?と聞かれたときの居心地の悪さはどうかな?っていう話です。
それを聞いたら、「気持ち悪い」と答える人が多かった、と。
「されたい」は、TVCMで使えるほどの敬語ではなかったのね。
こんなところでわいわい言うてるうちに
そっくり別バージョンに差し替えられておりました。
関西弁には敬語があるから、わたしもその言い方はよく使う。
「なにしはるの?」は、三重の中部ではまだ日常会話に織り交ぜても通じるし、
「あらあんた、大阪かん?」と会話も弾んでOK。
ただ、三重の敬語方言になると、古くて使う人が少ないうえに
「なにさんすん。」になって、
河内で育ったわたしには「なにさらすん」に聞こえて戸惑うんですが・・・。
ちなみに方言で切り抜けるべきでないとき、
すてきな先輩に「どうしたい?」と尋ねるなら、
わたしは「どうしましょう?」「どうします?」と言い換えるかな。
言葉遣いって人柄そのものだなぁ、ってつくづく思います。