先月買ったハルのハイネックTシャツが
今どき珍しい縫いはずれの不良品でした。
ぱっくり肩口に穴があいてんの。
交換に入ったお店は先月とは大違いでとても混んでいました。
クリスマスだからかな。人が多いな。
店員さんの数も3倍くらいいるようす。
先月相手をしてくれた感じのいいおねえさんは探せません。
手のあいた店員さんを探して立ちどまっていたら
甲高い声のキリキリしたおねえさんが吹っ飛んできました。
説明して同じものを交換してもらったとこまではよかったのですが。
レジのすぐそばが幼児の服。
つい、目がゆきます。
と、さっき交換してもらうときにレジで抱っこを降ろしたハルさんが
ピンクと黄色の段だら縞のニット帽をかぶって私の前を横切りました。
「はぁるぅ~ちゃん」と、後ろからマルが追いかけています。
あぁぁあぁ。
ハル、また帽子。手が早いなぁ~。
母と姉、二人で
「似合うねえ。どうする?買うの?また??何個目だ帽子っ」
御試着なさる幼児に尋ねますが
「んふん~。」と帽子を脱ぐ気配なく鏡の前でポージング。
先月もこのお店で耳当てから三つあみのたれてるニット帽を買いましたよ~
もう冬の帽子はいいんじゃないでしょうか~。
帽子好きのハル。
うちのなかでも帽子をかぶって鏡に見とれてること多いので
彼女のアタマの中では
「ステキな帽子がある!」「かぶる!」「似合う!」「うふん」「かぶって帰る!」
というストレートなフローチャートが出来上がってるんだろうなぁ。
とはいえ、もう帽子はいらないと思うし
しかもピンクと黄色の段だら縞だし
買わない帽子を試着ってのも困る。
「試着」と「お店のもので遊んでる」ということの違いをわかる年ではないのだから
ここは、やめなさい、って子供をしかるんじゃなくて、
そういうことをさせないように「目放ししない」のが親の責任だよなぁ。
言っても聞かない自我の芽吹きまくってる2歳児。
言うひまも与えてくれない実に行動的な2歳児。
つまり、
「ヤーダ!」でダッシュの2歳児に、
めばなし・てばなししないで、お行儀を仕込むってのはほんとにグッタリ。
「ハルちゃん、似合うけど、こないだも帽子買ったでしょ。」
「ヤーダ!」
「でもなぁ。その帽子はお気に入りのコートに似合わないよ。やめとこうよ。」
「ヤーダ!」
ダッシュ。
ゆっくり歩いて追いかけて、
ほかの(もっと落ち着いた色の)帽子なら買ってもいいかな、と
帽子の置いてある棚に目が行ったとき、
キリキリお姉さんの甲高い声が響きました。
「ダメーッ!」
吹っ飛んできたおねえさんは
帽子の棚の横の試着室に入ってドアを閉めようとしていたハルさんに一喝。
2歳児のつかんでいたドアを外側から子どもごと引きずり開けて
「あぶないからはいらないでねーおねーちゃんとこおいでー」と
顔も目も笑ってないのに声だけが明るく楽しげなちぐはぐした態度で
ハルを試着室の隅に追い詰めます。
ああああ。
慣れてないんだなぁ。コドモに。
あなた、知らない人に小部屋の隅にいきなり追い詰められたら大人だってチビリませんか。
ハルはチビらずに固まったままふっとい眉を吊り上げて失敬な!て顔にらんでたけども。
ま。めばなししたわたしが悪い。
あいてる試着室に入って何が悪いのよ、なんて言えるはずもない。
すみません。帽子、気に入ったみたいで、鏡が見たかったらしいの。
ごめんなさいね。
でも、この帽子はどうかと思うから、他のにしようね、って言ってたとこだったの。
とおねえさんにはなしかけて、ハルを抱っこ。
ハル、ごめんね、っておねえさんに言えるかな?
ハルはおねえさんを見下ろすと謝る代わりに
「もう、ボーシいらん!」とだんだら帽を片手で脱ぎました。
う。なんて大名様なの。2歳児って。
子どもの服を売ってる店で
子どもはお客様。
子どもの扱いに慣れてない店員さんはNGかもしれない。
でも、目放しした私のほうが、もっと悪い。
そう思ったので、うちに帰ってから
「ハーちゃん、今日はお母ちゃんがちゃんと見てなかったから
ハーちゃんにいやな思いさせちゃったね。ごめんね。」と謝っておきました。
あーつかれたーー。買い物してないのにも気がついたー。
今どき珍しい縫いはずれの不良品でした。
ぱっくり肩口に穴があいてんの。
交換に入ったお店は先月とは大違いでとても混んでいました。
クリスマスだからかな。人が多いな。
店員さんの数も3倍くらいいるようす。
先月相手をしてくれた感じのいいおねえさんは探せません。
手のあいた店員さんを探して立ちどまっていたら
甲高い声のキリキリしたおねえさんが吹っ飛んできました。
説明して同じものを交換してもらったとこまではよかったのですが。
レジのすぐそばが幼児の服。
つい、目がゆきます。
と、さっき交換してもらうときにレジで抱っこを降ろしたハルさんが
ピンクと黄色の段だら縞のニット帽をかぶって私の前を横切りました。
「はぁるぅ~ちゃん」と、後ろからマルが追いかけています。
あぁぁあぁ。
ハル、また帽子。手が早いなぁ~。
母と姉、二人で
「似合うねえ。どうする?買うの?また??何個目だ帽子っ」
御試着なさる幼児に尋ねますが
「んふん~。」と帽子を脱ぐ気配なく鏡の前でポージング。
先月もこのお店で耳当てから三つあみのたれてるニット帽を買いましたよ~
もう冬の帽子はいいんじゃないでしょうか~。
帽子好きのハル。
うちのなかでも帽子をかぶって鏡に見とれてること多いので
彼女のアタマの中では
「ステキな帽子がある!」「かぶる!」「似合う!」「うふん」「かぶって帰る!」
というストレートなフローチャートが出来上がってるんだろうなぁ。
とはいえ、もう帽子はいらないと思うし
しかもピンクと黄色の段だら縞だし
買わない帽子を試着ってのも困る。
「試着」と「お店のもので遊んでる」ということの違いをわかる年ではないのだから
ここは、やめなさい、って子供をしかるんじゃなくて、
そういうことをさせないように「目放ししない」のが親の責任だよなぁ。
言っても聞かない自我の芽吹きまくってる2歳児。
言うひまも与えてくれない実に行動的な2歳児。
つまり、
「ヤーダ!」でダッシュの2歳児に、
めばなし・てばなししないで、お行儀を仕込むってのはほんとにグッタリ。
「ハルちゃん、似合うけど、こないだも帽子買ったでしょ。」
「ヤーダ!」
「でもなぁ。その帽子はお気に入りのコートに似合わないよ。やめとこうよ。」
「ヤーダ!」
ダッシュ。
ゆっくり歩いて追いかけて、
ほかの(もっと落ち着いた色の)帽子なら買ってもいいかな、と
帽子の置いてある棚に目が行ったとき、
キリキリお姉さんの甲高い声が響きました。
「ダメーッ!」
吹っ飛んできたおねえさんは
帽子の棚の横の試着室に入ってドアを閉めようとしていたハルさんに一喝。
2歳児のつかんでいたドアを外側から子どもごと引きずり開けて
「あぶないからはいらないでねーおねーちゃんとこおいでー」と
顔も目も笑ってないのに声だけが明るく楽しげなちぐはぐした態度で
ハルを試着室の隅に追い詰めます。
ああああ。
慣れてないんだなぁ。コドモに。
あなた、知らない人に小部屋の隅にいきなり追い詰められたら大人だってチビリませんか。
ハルはチビらずに固まったままふっとい眉を吊り上げて失敬な!て顔にらんでたけども。
ま。めばなししたわたしが悪い。
あいてる試着室に入って何が悪いのよ、なんて言えるはずもない。
すみません。帽子、気に入ったみたいで、鏡が見たかったらしいの。
ごめんなさいね。
でも、この帽子はどうかと思うから、他のにしようね、って言ってたとこだったの。
とおねえさんにはなしかけて、ハルを抱っこ。
ハル、ごめんね、っておねえさんに言えるかな?
ハルはおねえさんを見下ろすと謝る代わりに
「もう、ボーシいらん!」とだんだら帽を片手で脱ぎました。
う。なんて大名様なの。2歳児って。
子どもの服を売ってる店で
子どもはお客様。
子どもの扱いに慣れてない店員さんはNGかもしれない。
でも、目放しした私のほうが、もっと悪い。
そう思ったので、うちに帰ってから
「ハーちゃん、今日はお母ちゃんがちゃんと見てなかったから
ハーちゃんにいやな思いさせちゃったね。ごめんね。」と謝っておきました。
あーつかれたーー。買い物してないのにも気がついたー。
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