ハーちゃんのごひいき筋
2009年5月8日 日常 コメント (5)おじいさんたちのサークルの定例会が夜から昼に変わりました。
となると、ハルさんといっしょにうかがうことになるわけです。
いいか。おじいさんたちもおばあさんたちも、ハルさんいると喜んでくださるし。
しかし、いかんせん、本日は総会。ふだんより硬い雰囲気になりそうです。
会議の席に2歳児は不向きですから、すぐに立てるように入り口近くの末席にそうっと座りました。
お近くに座ったみなさんにあやされて、折り紙を折って遊ぶハルさん
みんなしずかにしてるのだな、と、ちゃんと空気を読んで、ひとこともしゃべりません。
助かるなぁ。もつかなぁ。
おばあさんたちも、「ほんとにおりこうちゃんや。」と折り紙をこっそり折ってくれたりして
静かに、和やかに会が進んでいたのですが
会計報告が始まったときに、ハルさん、できた作品を見せようと、「ねぇねぇ、おかあちゃん!」とわたしを呼びました。
幼児特有の甲高い声が和室に響きます。
「はい。いいね。しずかにね。」とひそひそ返事をするとそれに返して
「うん!いいでしょー!」
「しー。ね。」
「おかあちゃん、つぎはどれする~?」
「…(無言で次の折り紙を出す)」
「ありやとう!」
ここで、会の重鎮さんから一言鋭く
「静かにしてくださいっ!」とわたしとハルに向けて注意が飛びました。
あかん。退室退室~。
幼児にごむたいなことを言うお年寄りの男性、てのはよくあることなので
たいして気にも留めずにそ~っとザリガニのように後ろ向き移動で部屋を抜け、
調理室でふるまいの料理の手伝いをしてたんですが
会の終わったおじいさん、おばあさんたちから
「あんなん気にしたらあかんで。」
「知らん顔してたらよろしい。」
「ハーちゃんはなーんも悪くないのになぁ。」
などと、ああ気の毒にまぁかわいそうだったこと、とわっしょいわっしょいになりました。
当のご発言の重鎮さんは、一人ぽつんと大広間に残されておられたのですが
「さきほどはすみませんでした。」と声をおかけしたら
「いや、いいんやけどな、今度から、お父さんに仕事を休んでもらって預けて来なさい。」
と、言われて
思わず「ケロ?」と返しそうになりました。
・・・・それが先月の定例会のできごと。
ああいうことがあったから、しばらく定例会はほとぼりが冷めるまでお休みするのが一番だ。
と、班長のおじいさんに今月お休みの電話を入れました。
「ああ!気にせんと出ておいで!あれな、あのあとボクのとこに大反響。
あんなこと、会の存続に関わる。ああいう気持で会の運営をしてはいかん。
町づくり課からも健康センターからもハーちゃんのフォローをしてくださいねって
ボクとこへいうてきてなぁ!
みんながボクとこへ、あれはハーちゃんがかわいそうやった!っていうてきてるから。
なんにも気にせんと出ておいで。」
・・・・・ハル。いや、そこはわたしじゃないの。わたし。ねぇおじいさん。
えらいことになってるなぁ。
で、アンパンマン体操で公民館に行ったらば、帰りに館長に
「ちょとー!たいへんやってんて!!」
・・・・・な、なにがでしょう。
「館長が同席してて、あんなひどいことを言わせたんかってさ!
わたしたまたまいてなかったやんかあの日!
おったら黙ってへんかったけどさ!
もう、みなさん、ワンワン言うて来て。」
ぴえ~~~~
あーいやー、でもーよくあることですしー
そ、そこは館長のお力でなにとぞ、穏便に、穏便に。
平に平にお願いして帰ってきました。
重鎮さんVSハーちゃん
年の差80。
いかん。このままでは重鎮さんがハーちゃんのタニマチさんに潰されてしまう。
どうしたものやら~
しばらく定例会に顔を出さないのが一番いいかもなぁ。
半年くらいしたらみんな忘れちゃうんじゃないのかなぁ。
ご地域のおじいさんおばあさんたちに ハルはかわいがられております。
たぶん(オマケで)わたしも。
となると、ハルさんといっしょにうかがうことになるわけです。
いいか。おじいさんたちもおばあさんたちも、ハルさんいると喜んでくださるし。
しかし、いかんせん、本日は総会。ふだんより硬い雰囲気になりそうです。
会議の席に2歳児は不向きですから、すぐに立てるように入り口近くの末席にそうっと座りました。
お近くに座ったみなさんにあやされて、折り紙を折って遊ぶハルさん
みんなしずかにしてるのだな、と、ちゃんと空気を読んで、ひとこともしゃべりません。
助かるなぁ。もつかなぁ。
おばあさんたちも、「ほんとにおりこうちゃんや。」と折り紙をこっそり折ってくれたりして
静かに、和やかに会が進んでいたのですが
会計報告が始まったときに、ハルさん、できた作品を見せようと、「ねぇねぇ、おかあちゃん!」とわたしを呼びました。
幼児特有の甲高い声が和室に響きます。
「はい。いいね。しずかにね。」とひそひそ返事をするとそれに返して
「うん!いいでしょー!」
「しー。ね。」
「おかあちゃん、つぎはどれする~?」
「…(無言で次の折り紙を出す)」
「ありやとう!」
ここで、会の重鎮さんから一言鋭く
「静かにしてくださいっ!」とわたしとハルに向けて注意が飛びました。
あかん。退室退室~。
幼児にごむたいなことを言うお年寄りの男性、てのはよくあることなので
たいして気にも留めずにそ~っとザリガニのように後ろ向き移動で部屋を抜け、
調理室でふるまいの料理の手伝いをしてたんですが
会の終わったおじいさん、おばあさんたちから
「あんなん気にしたらあかんで。」
「知らん顔してたらよろしい。」
「ハーちゃんはなーんも悪くないのになぁ。」
などと、ああ気の毒にまぁかわいそうだったこと、とわっしょいわっしょいになりました。
当のご発言の重鎮さんは、一人ぽつんと大広間に残されておられたのですが
「さきほどはすみませんでした。」と声をおかけしたら
「いや、いいんやけどな、今度から、お父さんに仕事を休んでもらって預けて来なさい。」
と、言われて
思わず「ケロ?」と返しそうになりました。
・・・・それが先月の定例会のできごと。
ああいうことがあったから、しばらく定例会はほとぼりが冷めるまでお休みするのが一番だ。
と、班長のおじいさんに今月お休みの電話を入れました。
「ああ!気にせんと出ておいで!あれな、あのあとボクのとこに大反響。
あんなこと、会の存続に関わる。ああいう気持で会の運営をしてはいかん。
町づくり課からも健康センターからもハーちゃんのフォローをしてくださいねって
ボクとこへいうてきてなぁ!
みんながボクとこへ、あれはハーちゃんがかわいそうやった!っていうてきてるから。
なんにも気にせんと出ておいで。」
・・・・・ハル。いや、そこはわたしじゃないの。わたし。ねぇおじいさん。
えらいことになってるなぁ。
で、アンパンマン体操で公民館に行ったらば、帰りに館長に
「ちょとー!たいへんやってんて!!」
・・・・・な、なにがでしょう。
「館長が同席してて、あんなひどいことを言わせたんかってさ!
わたしたまたまいてなかったやんかあの日!
おったら黙ってへんかったけどさ!
もう、みなさん、ワンワン言うて来て。」
ぴえ~~~~
あーいやー、でもーよくあることですしー
そ、そこは館長のお力でなにとぞ、穏便に、穏便に。
平に平にお願いして帰ってきました。
重鎮さんVSハーちゃん
年の差80。
いかん。このままでは重鎮さんがハーちゃんのタニマチさんに潰されてしまう。
どうしたものやら~
しばらく定例会に顔を出さないのが一番いいかもなぁ。
半年くらいしたらみんな忘れちゃうんじゃないのかなぁ。
ご地域のおじいさんおばあさんたちに ハルはかわいがられております。
たぶん(オマケで)わたしも。
コメント
退室のタイミングを間違えた。
それだけのことです。
>幼児特有の甲高い声が和室に響きます。
この瞬間に退室を決意するのが当然です。
この瞬間の甲高い声はハルちゃんの「静かにしてるの飽きた!」宣言です。
それをしっかり受け止めてなかったということでしょ。
無意味に「甲高い声」なんか出しませんよ、子供は。
その瞬間に退室してあげないと、
●子供がかわいそう
です。
とくに、この場合で言うと、そのままずるずるしていても、誰にも、何の得もないわけです。
親も「ちょっと困った」やし、会議も「進めにくいな」やし、何より子供も「おもろない」んです。誰も得をしない。まーったくメリットがない。ムダ。無意味。くだらない時間です。受益者がひとりとしていてないんですよ。ゼロ! 誰ひとり幸せでない。(←ここ、もっとも重要なポイント。)
だから「甲高い声→瞬間に席を立つ」でなければいけなかった、と言うことです。
そこのタイミングを逃した、きゃおさんの初歩的ミスです。
このあたりは、多分普段スーパーとかで、「子供をおさえつける」しかない状況が日常になってるから、かなり鈍感になってるんだと思う。世の多くのお母さんが、こういう場での反応が遅い。それもとんでもなく遅い。
子供好きの人間からすると子供が可哀想で見ていられない。
それがまずひとつ。
長くなるので、コメントを割ります。
「幼児にごむたいなことを言うお年寄りの男性」
など、そうそういてません。そんなごむたいな年寄りが山ほどいてたまるかい!
どこの世界に、堂々と「幼児虐待」をする年寄りがいてますかいな。ありえへんわ、そんなもん。ものすごいおかしな理屈や。
それは「退室のタイミングが遅い母親に厳しい男性」が多いだけです。
●子供を叱ってるのではなく、母親を叱ってる
のです!!!! そこ、自分勝手に勘違いしないように!!!!
●叱られてるのは、 は は お や!
あなたにミスがあった、ということです。
で、そういうお年寄りに、きゃおさんが良く出会ってるとするなら、それはきゃおさんの「退室のタイミングがかなり遅い」というだけのことです。
で、それはひっくり返して言うと、「子供をおさえつけている時間がかなり長い母親」ということです。
子育てしてれば、どうしても「子供を抑えつけて言う事を聞かさねばならない事」というのは出てくるのでしょうが、とにかく、世の母親連中は、そこがものすごい鈍感です。
●子供が甲高い声を上げる
というのは、その「抑えつけ」が限界に達した、と言うことです。「もう無理!」っちゅうことです。
なのに、それを越えて抑えつけをしようとする母親が、いかに多いか。
「そらアカンやろ。子供が無理やと言うとるやないか、アンタ、母親ならちゃっちゃと外にでも行って、子供をあやしてあげなさい!」と退室を促してるのですよ。それは。
このタイミングが無茶苦茶に遅い母親が多い。とにかく遅い。無茶苦茶に遅い。見ていていたたまれなくなる。そのくらいに遅い。
でも母親は平気。
ひどいなぁって感じる。
だから「厳しい事を言う」わけですよ。
「あんた、母親として失格でっせ。子供が可哀想だんがな。」っちゅうことです。
しつこく言うけど、「こどもにごむたい」なのではありません「子供を虐待している母親をしかりつけている」のです。
そこ、勘違いしないように。
それはきゃおさんが、そういう場での「タイミング」を習得する以外に解決法はありません。
リズムの取れない奏者は合奏できんと「年寄り」が言うてるだけです。
「今度からは、子供を父親にあずけてきなさい」というのも、「あんたタイミング取るの下手やから、リズム楽器はアカンと思うわ。」と言われたのと同じでしょう。
で、逆に言えば、それだけの話です。その「タイミング」さえ適切なら、たぶん何の問題もないのではないか?と私は思います。(違うかなぁ? このあたりはわからん。)
ともあれ、しばらく時間を空けても、この問題に関しては一切解決しません。
なぜなら、それは「きゃおさんのタイミングミス」という問題だったからです。
楽器の習得と同じで、タイミングの習得をする。
それ以外に解決のすべはないと思います。
このタイミングがわかってる、おかあさんなら、「まぁ会議に子連れでもええわ。支障を来さないし」という話になるはずですから。(と、僕は思う。)
とにかく、タイミング。
タイミングが遅い。
ひたすら遅い。
許せないほど遅い。
とんでもなく遅い。
なのに、その遅さに気付いてない。
そこが問題なのだと指摘しときます。
そういう雰囲気です。
タイミングミス、と言うご指摘は心に留めますが、いささか心外な気持ちです。
それよりなにより、そもそも不用心に子連れで行ったわたしが全面的に悪いのです。
もう、そこはわたしの「慢心」以外の何物でもない。と思います。
もう退会したほうがいいよなぁ、と、すでにジャンパーはクリーニング済みです。
もとより、この会にわたしがなんで参加することになったかと言うと
この会の趣旨に「子どもたちの笑顔のあふれる町づくり」てのがありまして
おじいさんたちが現役の子育て世代に参加しもらわんといかん!てことになって
いわばイレギュラーのお母さん席をいただいてたのです。
大阪弁で言うところのいわゆる「ごまめでまぜて」もうてたわけです。
妊婦時代から、できることだけしたらええ、と大事にしていただきました。
そこに甘えがあったなぁ。と。
会議に赤ちゃんを連れて出てらっしゃい、と言ってくださる方も温かくありがたく思いますが
預けて来いとおっしゃる方もまた正論だと思います。
見渡してゆっくり考えると
この会でのわたしの役割が終わったなぁ、というのが今のわたしの感想なのですよ。
未経験が四人目に、子育て説教してるー。
お茶、ふきそうになった。
かっこわるー。
音楽で言うなら客席のファンが小澤征爾に、「タイミングがずれている」って言ってるみたいな感じ?
面白いもの見せてもらいました。ありがとう。