涼しくなってきた。ようやく庭仕事ができる。

手始めに庭の木を切りました。
剪定。強剪定。

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お盆に実家に帰ってなにをしていたかというと
朝6時から庭の掃除でした。

「具合が悪い」という母は、言う割にはピンピンしていて
自分でごはんも作り、晩酌もやめてませんでした。
でも庭は草ボーボー。

・・・・草にかぶれるひとだから、ね。たぶん。
いっしょに暮らしている兄も、ハチに刺されるとたいへんなヒト、だから、ね。たぶん。

草にもかぶれない、ハチに刺されてもキンカンで治るわたしが庭掃除せねば
誰がこのジャングルを開拓できよう。

私が小さかった頃よく遊んでいた「おじいちゃんの前庭」は
すっかり元の形がなくなっています。

ここにサザンカ。こちら側に竹垣。ここから飛び石、飛び石の右側から砂利敷きの枯山水。
その奥に築山。築山の奥が白梅、左側に松。のはず。
飛び石の左側から奥は芝生だったはず。その奥にあった小さなシイノキは隣のお二階の屋根をはるか越え、生垣から道にはみ出して、狭い路地を通る大型トラックの荷台にガサガサガサと当たっています。
もうええわ。と植木屋さんを頼まなくなり、放ったらかしになってから
庭からジャングルになるのに時間はかからなかったんだろうな~。

庭に出ることができないので、表玄関も閉め切られたまま。
勝手口から出入りしているけれど、年寄りにはバリアフリーでなくて不便だよなぁ。と、
この際、表玄関を使えるようにする!というところを目的にしました。

手始めに表玄関を掃除してクモの巣を払って開いて埃をたたき出して拭き掃除。
門の錆びたカギはモックンがカナノコであっという間に切って開けてくれました。

草刈りがまは持参してきたので、トップスピードで玄関周りから草刈りと庭木の強剪定。
刈ってはごみ袋に詰め、切っては詰めしてどんどん積み上がるゴミ袋。

サツキの根元に発見したハチの巣はキンチョールで始末。
母「あぁあ、ハル、おかあさんたら、ハチをコロシテルヨ~」
私「・・おかあちゃん、お盆に孫に殺生の話せんの!」
母「あぁ、またコロシてるよ~」
私「刺されたらあなたがコロリでしょうが!」(母:アナフィキラシーあり)
母「ホラ!あんたの後ろにまだ1匹!」
私「・・・(無言でキンチョール)よし。」
母「ハル~。またおかあさんがハチさんを~。コワイねぇ~。」
母よ。縁側からのぞきながらハルにいらんことをいうのはやめなさいよ。

2泊3日の里帰り。
3日がかりで出したゴミ袋の数は30を超えた。

きれいになった表玄関に、郵便受けを移してネームプレートも新調して、
さっそくお弁当を配達してもらった。

「これで、ああ体がしんどいなぁってときは、お弁当の配達も気軽にしてもらえるやろ。
もうお買い物もたいへんなんやから、生協の戸別配達を玄関先にしてもらい。」



母「いやや。」


キーーーーー!



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そんなわけで。
年寄りになってもわたしの手の届く範囲に庭の木を切っておきたい、と自分ちの庭仕事をはじめたお盆明け、です。







コメント

kaichu
2009年8月27日6:56

ごめんなさい・・面白かったですこの日記!

きゃおる
2009年8月29日6:06

母親って、ねー!

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