ベビーを卒業して、ジュニアスイミングの一番「端っこさん」になったハルさん。
「ママー!」と泣き叫ぶようなことがまったくありませんでした。
ぐいぐい泳いでバンバン飛び込んでたまーにギャラリーでハラハラしている母に手を振って、
帰りにはコーチが、拭いてあげるから待って、と言うのも気に留めず、
ささっと自分のタオルを頭からかぶって、自力で乾燥室のドアを開けて
「はあ~、今日は楽しかったぁ。」と更衣室ロビーに出てきました。

3歳から15歳までのジュニアスイミング。
9月末に誕生日がきたあなたは、10月からの新規入会さんたちのなかでは、どうやっても最年少のはずなのに。
なに、そのオトナな態度。

さみしいような、ほっとしたような。

年の離れた兄姉にもまれて、同年代とのつきあいのうすいハルさん。
幼い子ども同士のやったりやられたりが不得手です。
譲ってもらったり、先回りしてもらったり、やんわり扱われてばかりで
取っ組み合い、つかみあい、噛みつきあい、なんてケースに慣れていません。
それもまた、保育園に入ってからもまれればよい、とのんびりかまえていましたが
そんなハードなおつきあいにいきなり巻き込まれる前に
年齢も体力も似通った5人のスイミングのクラスはよかったかも。

「おともだちが、いたよー。」と、着替えたハルさんから報告されました。
なるほど。
おかあちゃんの力を借りずに、一緒に遊べる同年代を広げたのね。
すごいなぁ。まだたった3年しかたってないのに。
小さいながらもはっきりとした自立を目の前にすると、やっぱりさみしいような、ほっとしたような。


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