むかしのあそび

2009年10月23日 日常
小学校1年生は総合で、「昔の遊び」を学ぶらしい。
「遊びの達人」と、選抜されるのが地域の学校ボランティアのおじいさまおばあさまがた。
「人数が足りないから応援して下さい。」とおじいさまから連絡がきました。

読み聞かせボランティア・メンバーに声をかけてお手伝いに行きました。
還暦は最年少。最高齢は82歳。の20名のキャリア組+わたしたちアラフォー4名。
77歳のボランティア部長が、希望を聞きながら班分けをしてゆきます。
おてだま、だるま落とし、紙風船、あやとり、おはじき
ビー玉、めんこ、缶ポックリ、こま回し、まりつき。

ここは、まりつき担当でしょう。若いもんが。そう若くはないにしろ。

班単位で7~8人ずつまりつきコーナーに回ってくるのだけれど
ぽんぽんと弾みをつけてまりつきのできない子どもがほとんど。
上手な子は班に1人くらいなのにおどろく。
聞いてみたらボールついて遊んだことないとか言う。
ウチの中でしたらうるさいのか。外で遊ばないのか。ボールは危ないのか。
そうかぁ。

コツというほどのコツもないのがまりつきなので
すぐに4,5回なら上手にできるようになって得意げになる1年生。

では、と「あんたがたどこさ」を歌いながらご披露。最後は高く突き上げて1回転してキャッチ。

どの班も「うおー!」と必ず叫び、「すげー!」と必ず拍手してくれました。
見たことないんかい。そうかぁ。しないのかぁ。
アラフォーはなんの打ち合わせもしないのに、全員が当たり前にできたのになぁ。

うう。そうなんだね。もう、昔の遊びなんだね。そうかぁ。通じないんだなぁ。
ゴム飛びの切れないゴムの編み方もローカルルールも、
なわとびの郵便屋さんお入んなさい、で50枚は拾える自慢も
通じないんだぁ。
休み時間に何して遊んでるんだこの子たちは。


午前中いっぱいを使って昔の遊びを体験したあと、
1年生さんたちは給食にご招待してくれました。

「クイズ!」といきなり宣言して、自分のうがい用コップのポケモンのイラストを指差し、
「これはなんでしょうかぁ!」と挑戦してきました。
ぬふふ。受けて立とう!
わ「パルキア!」
1「せっ正解!じゃこれは!?」
わ「ポッチャマ!」
1「これは?」
わ「ルカリオ!」
10問ほどをノーミスで全問正解したので、おともだち認定されました。
他愛ないのぅ、1年生。

そうかぁ。休み時間はポケモンですか。

1年生に、昔の遊びで一番人気のあったのは、だるま落としでした。
だるま落とし、うちにないな~、とおみやげに持って帰ってきたあやとりでハシゴを作っていたら
うちの中3男子が「あ、それ、どうやんのやったけ。」と復習しだし、
5年生が「それしらーんどうやってすんのー」と愚図りました。
たのしいよねぇ。あやとり。

ミーちゃんを駅まで迎えにいった待ち時間に車の中で練習して
「ミーちゃん、おかえりー、ホラ、東京タワー」と
母兄妹で修学旅行で東京帰りの中2女子をあやとりで大歓迎してみました。


「ふん。」言われました。ショボン。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索