あれ。これも大河ドラマになってたの。
そう。知らなかったわ。

・・・してみると「大河ドラマの原作」って
「ただのとっかかり」ってだけのものなのね。
なるほど。

大人気だった大河ドラマは
おそらく原作なんか跡形も残ってないドラマなんだろうと
宮尾登美子・篤姫を読んで感づいたわけですが
この慶喜像を読んでも同じように思いました。もう確信した。

篤姫ファンブック(宮尾登美子・篤姫)では
家定は実は秀麗な青年で、慶喜は腰抜けとして描かれていましたが
最後の将軍では真逆の扱いでした。
家定は体も心も病んでて、慶喜は才能は有るけど、でも。なふうに。

家定・・虚弱・うつ・人格障害・どうももひとつ。
慶喜・・きかん坊・人望がない・どうももひとつ。
という人物像は、2冊とも共通して伝わってくるんですが、
見方がどっちに傾いてるかでこうも違う人になりますか。そうですか。
・・・ご近所づきあいでもいるもんねぇ。評判の分かれる人。
他人の噂ってコワイ。

こちらでは篤姫は「大奥」とひとからげにして描かれていてとくに活躍なし。

一口飲んだのに、まだのどが乾いてる感じです。
読んだら読んだだけ次、がほしくなります。


こうなってくると和宮さま御留、もまた読みたい。
坂の上の雲あたりを軸にしようか。
日本史の最新版が禁帯出になってなかったらかりてこようかなぁ。副教材があったほうがいい。
岩波新書からマンガ日本史まで、このあたり、まとめてどかんといってもいいなぁ。
やっぱり読みやすくて読んでて楽しい司馬ワールドに傾きそうではあるけれど
もうちょっと突っ込みたいあたりです。

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