着物の悉皆。
仏壇のお洗濯。
桶のたが直し。
ピアノのリビルト。
ベスパのレストア。
スーツーケースの修理。

ひとつひとつみんな手作業。
全部の工程が専門技術。
昔からの伝統を継いでいる着物の悉皆もあれば
レンタルスーツケースをはじめた手先の器用な若者が社長になった、ニッチなカバン修理屋さんもある。


どの修理にも共通していることが
「次の修理もできるように修理する。」
二度とパーツをばらせない組み方をしない。
ずっと使い続ける限り、また修理ができるようにしておかなくてはいけない。
人の寿命を超えてモノは生きる。

100円ショップで売ってるような、修理の仕様がない「使いきり」のものがたくさんあって
次々とモデルチェンジしてしまって修理よりも新品買ったほうが安くつくような今だから、
ひとつのものを長く愛して修理をしながら使い続けるのは当たり前のようでいてとても贅沢なこと。

古い伝統が、プロの技術と修理を選択する暮らし方をする人によって、
最近再興してきているわけだ。
このライフスタイルは基本的におかねもちさん仕様です。プロの修理は買うより高い。

「まずは100円ショップ。」が合言葉の我が家に、いくつそんなものがあるかなー。

プロの修理で再生されたものが量産されてお得に出回る「リフレッシュパソコン」でも買おうかなーww。
NECのリフレッシュパソコンは4回データの上書きをするそうです。へー。


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