インフル事情

2009年11月23日 日常
ようやく新型インフルエンザの予防接種が始まった。が。受けてない。

我が家で優先権のあるのは幼児のハルさんだけなのだが、
実はハルさん「季節性インフルエンザ」の追加接種待ち、なのだ。

幼児だから、インフルエンザは2回接種だ。
そのつもりで予約をしたのに小児科にワクチンが届いてないんだそうだ。
そ、そぉんなあ!2回接種だから小児科のほうがカタイと思って、
わざわざ小児科で予約を取ったのにぃ!
「せんせい・・・・どうしたら。」
先「予防接種のその日の予定が6時か7時ごろにだいたい終わります。
 その日にキャンセルがあればそれを打ちましょう。」
ケータイに連絡くれるそうです。12月までに打てるように気をつけていてくださるそうですが。

それだけ幼児の予防接種はキャンセルが多い、ってことなのか、
このまま1回接種ですんでしまいそうな・・・・。

うちの家族の予防接種はひたすら「ハルを守るため」だけに行われているのに
その肝心かなめのハルさんが接種漏れとは。
ぬかった。


そうこうするうちに新型であろうインフルエンザがじわじわ広がってきた。
中学校では文化祭が中止になった。
中学3年生にとくに広がり短縮授業で自宅待機なんてことになってきた。
小学校の学級閉鎖も盛り返してきた。
このまま新型インフルエンザ突入かも。


金曜日、短縮授業で昼1時に帰ってきたモックン。
「今日はクラスで5人ほどインフルエンザやったわー。」
聞けばいつも一緒に休み時間を過ごしている仲良しくんは中間テストも休んだらしい。
む。
こいつ。もしかして、一番ウイルスに近い人かも。

土曜日、明日は私立の模試だというのに仲良したち5、6人で連れ立って遊びに出かけてゆく。
帰ってきて機嫌よくそのメンバーでジェンガなんかやってる。

日曜日、朝、模試にでかけてゆく。制服に着替えながら、「なんか、今日さむいわー。」
・・・・・寒いよ。寒いけど。アヤシイ。
熱は平熱。友だちがさそいに来た。
「がんばらんと熱が出たと思ったら帰っておいで。」と送り出した。

・・・帰ってきた息子の顔は、ほんのりふっくらした感じ。

「疲れたからちょっと寝るー。」と3時から6時までぐうぐう寝て
パチッと眼を開けたら目が真っ赤に充血。キタね。絶対キテるね。
測ってごらん、と渡した体温計、39.9℃で返ってきた。

高熱の割にはラクそうだ。
伝え聞く新型インフルエンザの症状によく似ている。きたか。
連休なので休日診療しかないが、この程度の症状なら、家庭養生で間に合う気もする。

「みなさんにおしらせがあります。モックンが39.9℃です。新型インフルの可能性大です。」と
家族に警戒宣言をしたとたん、妹たちがお祭り騒ぎに。
除菌ティッシュで「ここ触ってた!」「ここもー!」とドアや手すりや、リモコンを消毒(ごっこ)。

階段を下りてきたモックン、「かはーーーーー!」と妹たちにナニカを浴びせかけ
それをアルコールスプレーを無駄に噴霧して抵抗する妹。
やーめーなーさーぁい。

夕飯も鍋焼きうどんをおいしいとこだけちゃんと食べて
ゼリー飲料なんかもおやつにしつつ
一人離れた和室で静かに就寝。
明け方には38.4℃まで下がっておちついた。

熱に弱く、ぐったりして全身にじんましんが出たりして、
風邪に一番やられるタイプのモックンがこの軽症。


これは、もらって、免疫つけるチャンスかも。
予防接種より早くて安くて確実かも。


風邪はこじらせなければ免疫がついて終わり。
インフルエンザだろうと、寝てれば治る。
ただ、幼児の体力には相当きついから、家族全員で幼い妹を守っているだけのこと。
これが、我が家の基本、だ。

子どもは、病気をうつしあいながら成長してゆく。覚悟しておくのが親のつとめ。

いたずらに「インフルエンザ騒動」に踊らされずに
来るなら来い、とがっちり受け止められるだけの準備をしておこうか。

そんなわけで、今年、ハルさん、初インフルエンザを迎えるかもしれません。

・・・・・やっぱり、ちょっと、緊張するねえ。

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