しきりなおす

2009年12月24日 日常
兄はお金がないという。
どんだけないのか、ほんとにないのか、ない、という。

じゃ、この立派なお葬式はどうやって払おうか?
あてはある?
う。またそんなうつろになるー。

わかった。葬儀屋さんと私が話していいね?

立派な見積もりで段取りして下さったとこ申し訳ないんですけど
わたしは、兄がこの先、困らずに暮らしていけるようにしたいんです。
お支払いを待っていただいたり、分割にしていただいたりできるでしょうけど
母の一番の気がかりも兄がひとりでもちゃんと暮らしていけることだと思うんです。

それで、わたしとりあえず出てくるときに降ろしてきた30万円があります。
祝日で駅のATMであわててこれだけしか出してこれなかったんだけど。
これでできませんかお葬式。一式。全部。

葬儀屋さんはじっと話を聞いてくれて
市営の斎場でのお葬式を提案してくれました。
枕経も通夜もなし。いきなり火葬場のとなりでお葬式。
「ボク、お坊さんのお布施、5万に値切ってきます。」
できんのかよっ(驚)

新しく作ってきてもらった見積もりは30万円でお釣りの出る金額でした。




おかあちゃん、なんかものすごいことになってしまったよ。
わたしはあれか?ちょっとオニっぽいか?

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