大阪のトップセールス
2010年1月29日 日常 コメント (4)査定サイトで見つけた業者に
土地の査定を依頼してみた。
大手6社
地元1社
その日のうちに電話がかかってきたのが
・みずほ
・UFJ
・住友
メールが来たのが
・東急リバブル
3日たっても連絡のないのが
近鉄と地元
査定フォームには、土地の住所しか記入していないのに
大手3社はいずれも地番を調べて
電子登記簿で土地の確認をしてから電話をかけて来た。
土地の名義、㎡数、建物の名義、建物の築年数を正しく把握してから
査定のために詳しい話を聞かせてくださいという電話だ。
【みずほのつかみ】
母が亡くなって相続した土地なんですが、というわたしの言葉に
「・・・・そうでしたか。いつごろおなくなりに?たいへんでございましたね。」とお悔やみ。
不動産屋にお悔やみ言われるとは思わなかったので「いい人じゃん。」とか思う。
土地の取引の話だけでなくて名義人の話を軸に親身に話を引き出す営業のおにいさん。
もちろん、どういう曰くの土地か、
売却連絡をした私がどういう関係人か、まともな人間かを確かめているんだろうが
「ご実家ですか。売主さんにとっては大切な土地ですから、
よく調べて査定をはじめさせていただきます。」なんてさらっと出てくるあたり
都会の営業はこなれてるよなー。
う、うまい。
★★★★☆
【UFJのつかみ】
「ボク実は去年までご近所の銀行の不動産部にいたので、あのあたりの土地はわりとよく知ってるんです。」
土地勘あり宣言です。
登記された合計の㎡数や3面が道路、駅徒歩1分てとこから、「まずはざっくりですけど、」と
相場の金額は坪20万~25万てとこだと思うんですよね「ボクとしては。」
ボク個人としてはよい土地なので相場~の値段だと思うとつかんでおいて、
「でも、広すぎるんです。」だから業者買い取りが近道です。と、方針を提案。
気さくなしゃべり方で、ポイントを押さえたリードです。
うまいなぁ。
★★★★☆
【住友のつかみ】
「電子登記取り寄せて調べました!」と元気なおっちゃん。
登記簿上の不明点をいくつか質問した後、わたしの話になる。
名義人と性が違うわたしが何者か、ということだ。
居住人の妹で名義人の娘で相続人で、嫁ぎ先が建築と不動産屋だとなめらかに聞き出して
「いっぺん現地みてきますわ。それで、他社さんとの査定を比べてください。他社さんまだなんもいうてきてません?」
と、さりげなく専属契約の動向を確認です。
あっさりした言い方で必要なことはみんなさらえてゆく要領のよさよ。
うまい。
★★★★☆
不動産業界は波風がきつい。
資格がものを言う業界じゃなくて
度胸とセンスがあって渡ってゆける業界だもの。
都会の不動産業界で食える営業なんていうのは
いい加減な奴なんかいやしない。
会社の看板役者のような営業さんたちでした。
のんびりしたいなかの建築会社の営業(それも専務待遇)に語って聞かせたら
「うえー、お悔やみ言うの!あぁ。そう。すごいなぁ。」
「ああ~、さらーっと業者売りの話も出すんや~。ちがうなぁ。」
・・・・いや、感心してんと、アンタもそういうキメの細かい営業を。
「そんなんな、大阪の大手不動産屋やで?トップクラスに決まってるやん!営業なんて!」
「会社の教育が行き届いてんねん!ていうかアカン奴はそこへ座らせてもらえへんねん!」
言いまつがいの多い、不思議な言葉のつなぎ方をしてしまうヒゲくん。
あなたの勉強のために、わたし、窓口を替わってあげてもいいのかも。
ものすごく勉強になるよなぁ。
なんていうの?
相手が安心してしまう引き出しをたくさん持った、緩急自在で軽快な心のないフリートーク?
大事よね~。
がんばってね、ヒゲくん。営業の基本よね。
じゃ、ちょっとPTAに出かけてくるから。
と家を空けている間にまた不動産屋から電話があったらしい。
ヒ「おかえりー、不動産屋からでんわあったでー。」
わ「ありがとう。どこから?」
ヒ「んー、わからん。」
わ「は。」
ヒ「坪単価20万位ってゆうてたで~。」
わ「・・・どこのだれが。」
ヒ「・・・・んー。わすれたー。」
・・・・・・・・・子どものおるすばんですかっ!
あやうし、ヒゲ建設。
土地の査定を依頼してみた。
大手6社
地元1社
その日のうちに電話がかかってきたのが
・みずほ
・UFJ
・住友
メールが来たのが
・東急リバブル
3日たっても連絡のないのが
近鉄と地元
査定フォームには、土地の住所しか記入していないのに
大手3社はいずれも地番を調べて
電子登記簿で土地の確認をしてから電話をかけて来た。
土地の名義、㎡数、建物の名義、建物の築年数を正しく把握してから
査定のために詳しい話を聞かせてくださいという電話だ。
【みずほのつかみ】
母が亡くなって相続した土地なんですが、というわたしの言葉に
「・・・・そうでしたか。いつごろおなくなりに?たいへんでございましたね。」とお悔やみ。
不動産屋にお悔やみ言われるとは思わなかったので「いい人じゃん。」とか思う。
土地の取引の話だけでなくて名義人の話を軸に親身に話を引き出す営業のおにいさん。
もちろん、どういう曰くの土地か、
売却連絡をした私がどういう関係人か、まともな人間かを確かめているんだろうが
「ご実家ですか。売主さんにとっては大切な土地ですから、
よく調べて査定をはじめさせていただきます。」なんてさらっと出てくるあたり
都会の営業はこなれてるよなー。
う、うまい。
★★★★☆
【UFJのつかみ】
「ボク実は去年までご近所の銀行の不動産部にいたので、あのあたりの土地はわりとよく知ってるんです。」
土地勘あり宣言です。
登記された合計の㎡数や3面が道路、駅徒歩1分てとこから、「まずはざっくりですけど、」と
相場の金額は坪20万~25万てとこだと思うんですよね「ボクとしては。」
ボク個人としてはよい土地なので相場~の値段だと思うとつかんでおいて、
「でも、広すぎるんです。」だから業者買い取りが近道です。と、方針を提案。
気さくなしゃべり方で、ポイントを押さえたリードです。
うまいなぁ。
★★★★☆
【住友のつかみ】
「電子登記取り寄せて調べました!」と元気なおっちゃん。
登記簿上の不明点をいくつか質問した後、わたしの話になる。
名義人と性が違うわたしが何者か、ということだ。
居住人の妹で名義人の娘で相続人で、嫁ぎ先が建築と不動産屋だとなめらかに聞き出して
「いっぺん現地みてきますわ。それで、他社さんとの査定を比べてください。他社さんまだなんもいうてきてません?」
と、さりげなく専属契約の動向を確認です。
あっさりした言い方で必要なことはみんなさらえてゆく要領のよさよ。
うまい。
★★★★☆
不動産業界は波風がきつい。
資格がものを言う業界じゃなくて
度胸とセンスがあって渡ってゆける業界だもの。
都会の不動産業界で食える営業なんていうのは
いい加減な奴なんかいやしない。
会社の看板役者のような営業さんたちでした。
のんびりしたいなかの建築会社の営業(それも専務待遇)に語って聞かせたら
「うえー、お悔やみ言うの!あぁ。そう。すごいなぁ。」
「ああ~、さらーっと業者売りの話も出すんや~。ちがうなぁ。」
・・・・いや、感心してんと、アンタもそういうキメの細かい営業を。
「そんなんな、大阪の大手不動産屋やで?トップクラスに決まってるやん!営業なんて!」
「会社の教育が行き届いてんねん!ていうかアカン奴はそこへ座らせてもらえへんねん!」
言いまつがいの多い、不思議な言葉のつなぎ方をしてしまうヒゲくん。
あなたの勉強のために、わたし、窓口を替わってあげてもいいのかも。
ものすごく勉強になるよなぁ。
なんていうの?
相手が安心してしまう引き出しをたくさん持った、緩急自在で軽快な心のないフリートーク?
大事よね~。
がんばってね、ヒゲくん。営業の基本よね。
じゃ、ちょっとPTAに出かけてくるから。
と家を空けている間にまた不動産屋から電話があったらしい。
ヒ「おかえりー、不動産屋からでんわあったでー。」
わ「ありがとう。どこから?」
ヒ「んー、わからん。」
わ「は。」
ヒ「坪単価20万位ってゆうてたで~。」
わ「・・・どこのだれが。」
ヒ「・・・・んー。わすれたー。」
・・・・・・・・・子どものおるすばんですかっ!
あやうし、ヒゲ建設。
コメント
土地は売るんじゃなくて、貸せないのですかね?
貸せばお金が入る。
そっちの選択肢はないの?
それに、不動産賃貸は新しい借金を背負うこと、というのが
たくさんのオーナーさんを見ている建築屋の見解です。
その一時金で中古アパート1棟買いでもして、
家賃収入を年金代わりに。
と、目論んではいるのですが
不動産業界、そんなに(貧乏人に)甘くはございません。むつかしいとこです。