ひとくぎり

2010年2月7日 日常
土、日とゆっくり話をして実家の処分が決定した。
方針が決まった。
新生活をはじめようとする兄。
自宅に戻って余生を生きようとする叔父。
「そのあと」のそれぞれの生き方のことはまだこれからだ。

よく考えてすすめてゆくために
あわてないでおこうね、と確認して
それぞれが、自分のことをゆっくり考える時間を持つことにして
帰ってきた。



母からの宿題の手紙を、兄にも読ませた。

「人に優しく 自分に優しく ニヤニヤ笑って生きて」ゆくために
今からの人生をどう生きてゆきたいかを
自分の胸に落ち着くまでよく考えてほしい。
できない理由を探さずに
できる工夫をしてほしい。

一生懸命、応援はするけれど
道は自分で開いてね

どんなに仕送りをして助けてあげられたら楽だろうと思うけど
それをしたらわたしがお兄ちゃんのこれからの人生をめちゃくちゃにしてしまうと思って
がまんしてるのをわかってほしい。

ゆっくり悲しんで
ゆっくりすすもうね。

言わなけりゃ。
わたしがちゃんと言わなけりゃ、ね、おかあちゃん。
そう思ってがんばった。



できたばかりの母の位牌は、兄が実家に持ち帰った。

ひと区切りついた。

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