友チョコ

2010年2月10日 日常
ハルちゃんがお姉ちゃんのまねをして友チョコを作りました。
「うふん!おともだちにあげるのー!」

おともだち。
ハルのおともだちって誰だ。

子育ての悩みがなんにもないこなれた4児の母ですが
ひとつだけ、「ハルに同年代のお友達がいない」のが悩みです。
うまーく母子ともに波長の合う人と出会えなくて。

週に一度のスイミング。月に2度のリズム体操サークル。
これでせいいっぱいの母にこまめさが足りないかなあ、と思ったり
いやーもーママ友はいらないわーと腰が重かったり
おもに母のせいですが。

上の子どもたちのときには
近所にやかましいほど同年代の子供がいて
常にうちが集会所だったので子どもも親もいっしょくたに家でごはん食べてたりしたのですが
マルさんあたりから同年代がガクッと減り
そういうおつきあいもだんだん遠のきました。

そんな3歳児におうちに遊びに行ったり来たりするような幼児のお友達はいないはず。
くるのは小学生だったり中学生だったり大人だったりのはず。(これはほぼ毎日出入りがある)

誰のことか。おともだち。

「あのねー、はなちゃんでしょ、ふうちゃんでしょー、しょうごくんでしょー、
みくちゃんでしょー、たいちゃんでしょー、はるくんでしょー、それからねぇ、ゆきちゃん。」

う。それって、スイミングの同じクラスのみなさん+先生。
うへえ!あなたクラス全員の名前ちゃんと覚えてるのー!
ぼんやり3兄姉にはなかったことです。

盲点だった。そうか。そこに同年代おともだち認定がかたまってるのか。


姉たちのまねをして型から外したチョコにアラザンでデコ。
姉のラッピングをまねて袋に入れ、
「今日はチョコをあげる日ー」と歌いながら
スイミングに持ってゆきました。

水着に着替えてからおともだちを見つけては
「はい!ふーちゃん、これちょこ!」とひとつひとつ手渡していました。

3歳にして水着でチョコを配る女。

ありえん。大物すぎる。


母は後ろから「お姉ちゃんのまねで友チョコ配りたいの~。
もらってやってくれる?チョコがだめだったらごめんね。」
とフォローに回りましたが
どの親も「うわあうちの子、初友チョコ!」と喜んでくれました。
・・そりゃそうか。ないよな。3歳児から3歳児に友チョコは。


お友だちがいない、なんて 母の思いすごしでした。
そうか。ともだちはじぶんでみつけてくるもんだよな。そういえば。

チョコをもらって、きょとんとするお友だちに
念を押さねばと思ったのか、
「おいしいよ♪」とポーズまでつけて有無を言わせぬ友チョコでした。

ハルさん、すげい。

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