弔問にこられた短歌会のお仲間が本棚から本をたくさん持って帰った。
この方たちの言う
貴重な本、というのは
自分たちの同人誌なのだ、と知る。
ふうん。
500部くらいしか刷らない本なので
一度失ったら二度と手に入らないのだそうです。
立派な装丁の個人の歌集。
ほとんどが自費出版。
弔問に来てくださったのは
母のとても親しい友人がひとりと
大阪の短歌会の選者の先生3人。
選者の先生方は
「あら、この人の歌はもひとつなのよ。」
「まぁ、この本は初心者にならいいと思うけれど。」
「あ、あったあった!わたしの本、もうどこにもないのよ。」
と40~50冊を箱に詰めてゆかれる。
なにがどう、いい本でどういうポジションの本だなんてこと
同人にしかわからんよなぁ・・・・・。
来てもらって選んでもらってよかったと、思おう。
ごそ、ごそっと歯の抜けたようになった母の本棚を見るのはとってもさびしかったけど。
いっしょに山歩き、街歩きを楽しんだマサコさんは
「わたしはな、声が聞きたいねん。」といって、
母が吹き込んだ短歌の朗読テープを母の作った袋に詰めて持って帰った。
「写真ない?写真がほしいねん。」というので
作ってきましたよ~と、母の写真をあげたら
「いややわ~。いたはらへんなんて。写真でしか会えへんのいやや~。」と泣きだした。
ええ友だちがおってくれて、よかったねぇ。おかあちゃん。
そばにいたはるよ。
春になったらいっしょに金剛山いきましょね。
と、お誘いしておきました。
この方たちの言う
貴重な本、というのは
自分たちの同人誌なのだ、と知る。
ふうん。
500部くらいしか刷らない本なので
一度失ったら二度と手に入らないのだそうです。
立派な装丁の個人の歌集。
ほとんどが自費出版。
弔問に来てくださったのは
母のとても親しい友人がひとりと
大阪の短歌会の選者の先生3人。
選者の先生方は
「あら、この人の歌はもひとつなのよ。」
「まぁ、この本は初心者にならいいと思うけれど。」
「あ、あったあった!わたしの本、もうどこにもないのよ。」
と40~50冊を箱に詰めてゆかれる。
なにがどう、いい本でどういうポジションの本だなんてこと
同人にしかわからんよなぁ・・・・・。
来てもらって選んでもらってよかったと、思おう。
ごそ、ごそっと歯の抜けたようになった母の本棚を見るのはとってもさびしかったけど。
いっしょに山歩き、街歩きを楽しんだマサコさんは
「わたしはな、声が聞きたいねん。」といって、
母が吹き込んだ短歌の朗読テープを母の作った袋に詰めて持って帰った。
「写真ない?写真がほしいねん。」というので
作ってきましたよ~と、母の写真をあげたら
「いややわ~。いたはらへんなんて。写真でしか会えへんのいやや~。」と泣きだした。
ええ友だちがおってくれて、よかったねぇ。おかあちゃん。
そばにいたはるよ。
春になったらいっしょに金剛山いきましょね。
と、お誘いしておきました。
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