母の本棚や机から、残った本を箱に詰める。
とても全部は持って帰れないので短歌の本や図鑑や辞典を選んで5箱。
持って帰って、うちの本棚を整理して収まるだけにした。

母の歌集が出てきた。

歌集とは言っても
先に本棚から出てきたような立派な装丁のハードカバー本ではない。

同人のお友だちが、母の歌を集めて冊子にまとめてくれて
体裁を整えてくれたものだ。
ワープロ打ちで作ってくれたのだろう。
昔懐かしい3.5インチフロッピーがいっしょに出てきた。

あとがきに
兄とわたしにあてた手紙があった。

遺されたものから 受け取ることが たくさんある。
亡くなる、ということからまた教えられることがはじまる。


本棚には短歌のための入門書と、基本書がどっさり。
絶版になっているものもどっさり。
母の思い出だというだけではなく、
これからのわたしを護るものでもあるのだろう。

たくさん、勉強しなきゃね。
宿題が多いよなぁ。






コメント

どん太
2010年2月17日12:01

>遺されたものから 受け取ることが たくさんある。
亡くなる、ということからまた教えられることがはじまる。

ここにどきり、としました。。

きゃおる
2010年2月18日8:20

どきり。 そうですか。

なくなった。ということよりも
生きたんだ。ということを いま 受け止め中 て実感です。

親子というやっかいな関係は
もうずっと やっかいなままつづくんだなぁ、と引き受けようとしています。

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