実家から、うちへ移した本の中から
「佐藤佐太郎の茂吉秀歌をまず読みなさい。」と書いた手紙が出てきた。

うへえ。おそろしい。
こういう千里眼のひとが、
わたしの人生のそこここにいて曲がり角ごとにあれこれ言う。なんだろうなこれ。

ということで千里眼(1)母の言うとおりに
茂吉秀歌を読みはじめる。

目で読んでるだけでは読み切れない。
こらあかんわ。と観念してノートに歌を書き写して砕いて飲み込む。

ひー。である。

どんな文学でもそうではあるけれど
特に短歌って文学は
かなり読む力がいるんだよなぁ。

読めないと詠めないし
詠むには体の中にちゃんと言葉が落ちてないと無理だ。
お粥しか食ってない体で道場のおけいこなんて無理だ。


歌会にうかがいます、なんて うかうか言っちゃったから
えらいこっちゃである。

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