スーパーペーパーマリオ
2010年4月20日 日常 コメント (4)マルたんが「スーパーペーパーマリオWii」をやっている。
思い出したようにやっている。
このゲームはややこしくてよくわからないうえにマリオなのでいっしょにはやらない。
突然、「わははははは!」と大爆笑が5,6回続き、そのあと
「あ。」と絶句して
しばらーくし~んと静かになってから
「お、おかあちゃん、おかあちゃん、たいへんたいへん。」と飛んできた。
「こ、こぶへえ、どこやっただ、て!」
・・・・・そんなこと言われたって。なにがなにやらわたしにはさっぱり。
「どーしよー!」
む。困っていらっしゃるので話を聞いてみる。
ステージに、モグラが出てきた。
ひょこひょこ出たり入ったりするモグラ。
「たたかないで」とか言う。
あ、わかった。これはモグラ叩きなんだな!と気づいて
ハンマーでモグラをたたいた。
モグラにコブができてポロンととれて、コブ、ゲット。
このコブを料理したら「コブ焼き」という料理になってなんと1000コインという破格のプライズ。
しめた!と叩いてはコブをゲットしていたら
モグラはオヨヨな発言をしていなくなってしまった。
なーんだ。もう終りなのか~。
ほかにもいないかなーモグラ。と探していたら
「こぶへえをどこやっただ!」とギャートルズルックのおばさんに詰め寄られた。
はたと気づく、マルさん。
は。
わたし、あなたのモグラを、殴り殺しましたか!!!
えええええええええええ!!!!
だって、あれはどう見たってモグラたたきでしょーが!
しかも1000コインだし!
かわいそーとかそういうゲームじゃないじゃんコレ!
うっそーーーーーーーーーーーー!
ショックで涙目マルたん。
コブも受け取ってもらえません。
コブ焼きも受け取ってもらえません。
コインも受け取ってもらえません。
謝罪の言葉もはねつけられました。
お気の毒なので調べてみましたが
モグラは出てくるのが一度きりで叩き殺したらおしまい。
かえせ!とせまるおばさんに返せる方法はなく謝りもできないので
後味悪く逃げ出すしかないようです。
・・・・・・そ。
そんなイベント、子供向けゲームの中に 入れんなよ。任天堂。
と思うのは、いけないだろうかなぁ。
かわいそうだからいきものは大切に、なんて教えるのは違うと思うけどなぁこの場合。
こういうことされると、
傷ついちゃう子どもがいるって
開発者はわかってないのかもなー、と
若いお兄ちゃんたちばっかりだろうゲーム業界を思う。
作り手の中に律するオトナが不在なのかもな。
ますます受け手が たいへんだ。
言ってやるべきだろうか。任天堂に。
子どもを大切にしろと。
息抜きのゲームで、気持ちのしんどくなった6年生には
あくどい仕掛けに
ごめんなさいも効かない世界
てのは
この先、リアル社会にもございますからお気をつけて。
と、教えておきました。
---
訂正。
こぶへえ ではなく こぶべえ だそうです。
1000コインじゃなくて コブ150 コブ焼き200だそうです。
思い出したようにやっている。
このゲームはややこしくてよくわからないうえにマリオなのでいっしょにはやらない。
突然、「わははははは!」と大爆笑が5,6回続き、そのあと
「あ。」と絶句して
しばらーくし~んと静かになってから
「お、おかあちゃん、おかあちゃん、たいへんたいへん。」と飛んできた。
「こ、こぶへえ、どこやっただ、て!」
・・・・・そんなこと言われたって。なにがなにやらわたしにはさっぱり。
「どーしよー!」
む。困っていらっしゃるので話を聞いてみる。
ステージに、モグラが出てきた。
ひょこひょこ出たり入ったりするモグラ。
「たたかないで」とか言う。
あ、わかった。これはモグラ叩きなんだな!と気づいて
ハンマーでモグラをたたいた。
モグラにコブができてポロンととれて、コブ、ゲット。
このコブを料理したら「コブ焼き」という料理になってなんと1000コインという破格のプライズ。
しめた!と叩いてはコブをゲットしていたら
モグラはオヨヨな発言をしていなくなってしまった。
なーんだ。もう終りなのか~。
ほかにもいないかなーモグラ。と探していたら
「こぶへえをどこやっただ!」とギャートルズルックのおばさんに詰め寄られた。
はたと気づく、マルさん。
は。
わたし、あなたのモグラを、殴り殺しましたか!!!
えええええええええええ!!!!
だって、あれはどう見たってモグラたたきでしょーが!
しかも1000コインだし!
かわいそーとかそういうゲームじゃないじゃんコレ!
うっそーーーーーーーーーーーー!
ショックで涙目マルたん。
コブも受け取ってもらえません。
コブ焼きも受け取ってもらえません。
コインも受け取ってもらえません。
謝罪の言葉もはねつけられました。
お気の毒なので調べてみましたが
モグラは出てくるのが一度きりで叩き殺したらおしまい。
かえせ!とせまるおばさんに返せる方法はなく謝りもできないので
後味悪く逃げ出すしかないようです。
・・・・・・そ。
そんなイベント、子供向けゲームの中に 入れんなよ。任天堂。
と思うのは、いけないだろうかなぁ。
かわいそうだからいきものは大切に、なんて教えるのは違うと思うけどなぁこの場合。
こういうことされると、
傷ついちゃう子どもがいるって
開発者はわかってないのかもなー、と
若いお兄ちゃんたちばっかりだろうゲーム業界を思う。
作り手の中に律するオトナが不在なのかもな。
ますます受け手が たいへんだ。
言ってやるべきだろうか。任天堂に。
子どもを大切にしろと。
息抜きのゲームで、気持ちのしんどくなった6年生には
あくどい仕掛けに
ごめんなさいも効かない世界
てのは
この先、リアル社会にもございますからお気をつけて。
と、教えておきました。
---
訂正。
こぶへえ ではなく こぶべえ だそうです。
1000コインじゃなくて コブ150 コブ焼き200だそうです。
コメント
それは、前社長 山内溥 時代の悪い文化が残ってるだけで、いまは岩田 聡さんに変わってるから良い方向に変わっていくと思う。
山内さんは基本、おもちゃ業界を高い売上も上げられず、弱々しい、頼りないものだと考えていて、なおかつソフトやハードの中身のわかる技術者でもなかった人です。
ただ、この人は天性のバクチ屋で、弱小オモチャ業界だからこそ家業の任天堂を必死で大きくせにゃならんと、「ねばならない」でムリして任天堂を大きくした人なので、口先三寸で会社を回してきたところが大きいんです。
だからファミコンが大きな市場になったとき、「文化として育てる」よりも、「クソゲーが出ないようにチェックする」というスタンスになりました。これ、モノづくりがわかってない証拠です。抑えつけて統制しようとしたわけです。
いちおう、会社のスタンスとして「子供のためにやってます」というように見えますが、その実、業界が潰れないようにする統制管理ですから、文化的なチェックをしていたわけではない。見た目で「血が流れてはいけない」とか、そういう低レベルな管理をしてただけです。
しかし、本当に良いものを作るためには、色んな人間にいろんなモノを作らせて、そこから良いものを増やして相対的に悪いものが小さくなるような形にしないとダメなわけです。
こういう戦略を採るためには、「業界はまだまだ大きくなる」という楽観と、それに基づいた戦略が必要です。
現社長の岩田さんはゲームの市場を広げるために、とてもゲームと言うのはちょっとどうだろうか?というような「脳トレ」も出して市場を広げたわけです。
岩田さんはプログラマー出身で、ハードの中身もソフトウェアの書き方も分かってる人ですから、「ものづくり」の根幹がわかってるんです。
岩田さんのやり方は、なので、できるだけ多くの社員の意見を聞く、苦労を聞く、そして聞いた後に自分の意見も伝えるというスタンスで大変素晴らしい。作り手の思いを最大限に活かしているのが良く分かります。
「社長が訊く」という任天堂の広告サイトがありますから、ぜひお読みください。岩田さんがいかに作り手の現場の意見を聞いているのかが良く伝わってきます。
そのペーパーマリオのエピソードは、まさに任天堂時代のゲーム業界の悪癖そのものです。だいたい、本当に子供の事を考えていたのなら、マリオみたいなひげ面のおっさんを主人公になんてしませんよ。それはオッサン(宮本茂さん)の趣味。(というか、昔はドット数が少なかったので、ヒゲとかの特長をつけないと、なんだかわからなかったという作り手の側の都合。)
任天堂は社長が変わって、企業文化が全然別の文化になったように僕は思ってます。昔だとそういう問題は現場がフタをしてムニュムニュで終わったと思いますが、今なら上にキチンと伝えると思う。
それは本当にゲーム業界のためですから、ぜひ厳しく叱りつけてやってください。
上記の文、山内さんを悪く言ってるように見えますが、そうではないんですよ。
山内さんは、宮本さんを社長にせず、岩田さんを社長にした。そういう意味で本質をズバリ見抜く力はすごいんです。ただ、モノづくりをする職人出身ではないから「統制」という管理の手法で経営するしか手がなかった、ということなのです。
で、いまは社長が代替わりしてるから風通しも良くなってるよ、という話です。ようはキャラクターの違いって事です。はい。
ただ、山内時代の任天堂は、実は子供の事なんか考える余裕もなかったってことですね。社長の命令を守るだけで精一杯。
なのでゲームの中に、そういう子供にとってよろしくない内容が全然平気で出てしまうわけです。
なので、任天堂こそが業界で最も「子供に悪い文化」をいまでも引きずって持っているという部分はかなり大きいのですよ。なのに統制時代と同じく、どういうわけか「任天堂は子供のためにキチンとした会社だ」というような間違った認識があるのです。それをなんとか潰さないといけません。実は任天堂こそが諸悪の根源になってることは、かなり多いんですから。
でも、いまの任天堂は違うよ~。ほんまに。かなり素晴らしいです。
「社長が訊く」のシリーズは、ぜひ、ぜひ、ぜひ、お読みください。
「社長が訊く」で検索すれば出てくると思うし。
その場合は山内さん時代の反動ですな。ま、いまの任天堂なら、いくら文句を言っても「統制」されずに良い方向に発展させていくと思うので、ぜひぜひ。
岩田社長はわたしも好きよ。とても面白い見方と言葉の使い方が好きです。
---
「小さなユーザー」の保護者の立場、としては
「子供向けだと思って油断した。」
と、思っています。
あれれ、そんなによろしくない内容だったかなと、
くわしくゲームの内容や、イベントのストーリーを追っていくと
一方的に子どもが傷つけられているわけでもない、とも、思えますし
だからといって、「子どもが楽しむゲーム」としての配慮は足りないなぁと思います。
ま、ゲームは基本、どれも酷い と おもいますが。(それをいっちゃあおしまい。)
なので、オトナではないユーザーには大人のフォローが必要ですよね。
ほったらかしではいかんなあ、と反省しました。