ハーちゃんの通う保育園が
私立から市の認可保育園に変わった。

なんでもありな旧体質から
福祉課のお目付けがやかましい保育園になったわけです。

お泊り保育は日帰りのデイキャンプになりました。
幼児の合宿は推奨しないのが行政の方針なのだそうです。

社会生活にも慣れた園の最高齢6歳児ならではの楽しい企画だったのになあ。
カレーを自分たちで作り、プールで遊んで、夜はキャンプファイヤーと先生たちの体を張ったヒーローショー。
クーラーの効きの悪い体育館で、はじめての雑魚寝お泊り。

「こんないい体験、ほかででけへんのに、なんで市はうるさいの?」と園長に聞いてみたら
「いろいろ言うけどな、本心は熱中症とO-157や。万が一でも市に責任がかからんように。」
とのこと。

あれまあ。とほほ。

スタッフをしている子どもNPOでも
毎年恒例大人気の小学1年生から3年生までのお泊り合宿の後援を教育委員会が蹴ってきました。
推奨できない企画だと。


とほほのほ。


「かわいい子には旅をさせろ」と昔の人は言うけれど
旅させちゃいかん!と上から言われて旅のできない今の子どもたち。

なるほどなぁ。
かわいくないねんなあ。子どもなんか。
かわいいのは自分やねん。きっと。保身ていうやつやねんなぁ。

この先、たくましくなかったら、生きていけへん世の中にしといて よう言うわ。

子どもはいつまでも子どもではない。
大人になる人だ。
大人の先輩がその芽を摘んでどうする。



行政に変わってもらわなあかんなあ。と思う。
なにから変えていったらええのかなあ。
どうやって変えていこうかなあ。

子どもの権利条例づくりに
図らずもかかわってしまったのは、こういうことにつながっているのだろうと思う。





コメント

たま
2011年7月25日23:50

何か起こった時に、行政に文句を言う親御さんを吊るし上げるしか無いざますわね。おほほほほ。

きゃおる
2011年7月28日2:35

>たまさん
行政に文句いうようなことじゃない、とわかってる親のほうが多いけどねぇ。
モンペは教師や行政には噛みつきたがるが
身近なおかあちゃんに噛まれると黙る率も高い。

ので、たまに見かけると噛んでます。ま、甘噛み程度にね。

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