2011年7月17日 日常 コメント (6)
ハーちゃんをお迎えに行ったら、
2歳児クラスの子どもが手首や足首におそろいのラバーバンドをはめている。
品のない青色であまりよろしくない。

これはなに?と先生に聞いたら
「虫よけリングなのよー。」と言う。

ああ。
先般、保育園からプリントがあったな。
「これまで、夏のお外遊び用に使っていた虫よけスプレーは、”投薬”にあたると判断されましたので使用できなくなりました。」

はいはい。いらないいらない。とおもっていたオオザッパ母ちゃんだったが、
若いママンたちの間で盛り上がったらしい。

虫刺されを掻いて、傷跡が残ったらどうするだの
傷口からばいきんが入って「とびひ」になったらどうだの
わっしょーいわっしょーいとなったあげくに
「スプレーがだめなら虫よけリング!」とわが子に腕輪足輪をはめる母ちゃんが続出したらしい。

幼児向け商品ではないので、サイズが合わないのである
たいていのおちびちゃんたちは、靴下でさえ脱いでしまいたいのである。
いわんやサイズの合わないゴムの輪っかなど、ポイ!であたりまえなのである。

数日後、園から
「虫よけリングはかまいませんが、紛失してもあきらめてください。」的なプリントが来た。

ははあ。これがその虫よけリングかぁ。
大丈夫なんかいな、こんな工夫のないもの。

サイズが幼児用でないということは
薬効も当然幼児用ではなかろう。
最長1カ月もの薬効成分が幼児によかろうはずもない。

わたし「どうなのこれ?」
先生 「どうなんやろなあ?」
  わ「効いてる?」
  先「さあ?なぁ?」
  わ「ええことないよなぁ。」
  先「たぶんなぁ。」
  わ「ええことないで、て言うたったら?」
  先「それがさー、聞かんもん。聞かんどころかすごいもん。」
  わ「虫に刺されんのも経験やんか。あーかゆ、でええやんなあ。」
  先「ハルママみたいなおかあちゃんばっかりやないねん。」
  わ「わかった。講演会しよか、虫刺されも経験です、させたれ、って。」
  先「わははははー!してー!」


気になって調べたら
やはり虫よけリングは要注意だった。
気分が悪くなって吐き気や頭痛を起こす子どもがいるようだ。
一日中つけているからその分影響も多いのだろう。
乳幼児、敏感な子ども、アレルギーを持つ子にはおすすめできないなぁ。
虫除けスプレーでも隣の子にふっただけで、立ち上がれないほどダメージ受ける子いるものなあ。


子どもにとって、虫刺されも経験です。
そして、虫も住めないような世界は危ないです。
と、若いママンに言うてあげたいわおばちゃん。


ところでみなさん、
今年、セミが少ないと気づいていらっしゃる?
これだけ夏の気温が続いているのに。
羽化するセミが少ないと、気づいていらっしゃる?

虫も住めないような 危ない世界 が現実になりつつあるのだと 気づいていらっしゃる?




コメント

あろえ
2011年7月20日14:12

ぷ(笑)若いおかあちゃんたち
よくそんなところに目が行くなあ(笑)

おそろいリング 買うとき(ママが)楽しかったろうなあ

うちみたいなドイナカ保育所は
「虫に刺されてかゆがったら 石鹸使って流水すすぎしときます」です

虫さされなんて日常茶飯事だし

でもよくぞ「紛失したらあきらめて」って先生言えた!!
それすら言えないところも多いのに!!

今度プリントに「虫よけバンドの危険性」って載せたらいいのに
そしたら今度は天然オイルしみ込ませたミサンガとか作ってくるかも知れんけど

今のママっていろんなことにパワフルだけど
肝心なことに気が付いてないなのかあ~

tweety
2011年7月25日0:37

確かにセミの声聞いてないです…

若いと思ってるあろえさんの「今のママ」発言に更に驚いてみたり…

たま
2011年7月25日23:46

千里中央すぐ横の立て看板に、蝉の抜け殻2個もくっ付いてました。
ミンミンうるさいです。
こんな小さな土の中に7年も居たのねー。

きゃおる
2011年7月28日2:23

>あろえさん
あろえんぬ嬢もいつのまにやらたくましい3児の母に。

虫よけリング、ブームのピークは越えたようです。
飽きたのかも。ママンたち。

きゃおる
2011年7月28日2:24

>tweetyさん
この辺りではやっと鳴き出しました。でもなあ。少ないと思うんだよなぁ。
農家のおじいちゃんたちも「ヘンだ」と言うてました。

きゃおる
2011年7月28日2:27

>たまさん
都会は2個でよかですか?

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