最後まで読んで、
「こら待て!」っちゅう感想です。

上巻なら上巻て、ちゃんと書いとこうよ。て物語のぶっちぎり方にイラッ。


ああ、茶碗蒸し、つくろ!と思いましたよ。
ものすごく連続ドラマ向きな感じがして、来年あたり映画化とかされてそうな。

お澪、上野樹里
ご寮んはん、宮本信子 
みたいなかんじで。
ミーの読書感想文用に選んでみた。
物語の中の「まい」と等身大で分かり合えて語り合える1冊じゃないかな、と思って。


なにがそんなに人気。
と今さら思っておそるおそる買って読んでみた。

ああ。なんだよ。いいハイファンタジーじゃないか。日本のジュニアにぴったりの。
日本のジュニア向けハイファンタジーには、これくらいの下地があっても呑み込めるよねぇ。
やたら魔法使いの出てくる外国のハイファンタジーに飽きが来てるとこだったし
小松左京も古典になりつつある今の子どもらに、ああ~こりゃ手ごろだなぁ、と思いました。

案外、読書感想文向きかもなぁ。

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アニメがバク進してるのね。そうですか。
それはそれとして楽しみに、レンタルしてこようかな。
そうか声はラムちゃんか。

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本屋でのカテゴライズがですね、
少年少女向けの児童書ではなくて、
「いかにもアヤシイ、それでいてユルイ、しかもちょいエロ」なコーナー並びにしてありまして
角川スニーカー文庫はそれでホントに満足っ?と聞きたい位置にありました。

だって隣のカテゴリー看板が「ボーイズラブ」・・・・・。(・・・おおやけにしていいんですかそのカテゴリー。)


アニメ絵の男子が半裸でもつれる装丁と
アニメ絵の男女が半裸でもつれて「かわいいからくっちまう」なんてキャッチのついた装丁の
間に挟まれるより
あれじゃないのかなぁ~「青い鳥文庫」や「岩波少年少女文庫」の隣にホントは並びたいんじゃないのかなぁ。
アニメ絵の装丁やめたらもっと読みやすいのじゃないかしら。

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ま、子ども向けのご本だわね。
中学生まで、でしょう。




夏休みにぴったりの小型のLEDライトがおまけについていました。
勝手に「ボクの」と決めた中3。
「赤いセロファン、買ってこよう。」
・・・なぜに?

「虫をおどろかせないために!」

あ、そう。今年の夏も狩りにでかけるおつもりですか。
受験は?夏期講習は?


BE-PAL読者にはなつかしい
清志郎さんとの自転車の旅で追悼が巻頭特集に。
男の子としてのお見送りの仕方、でした。

まったくこれは 男の子のための雑誌だよ。
言葉は信頼関係があって通じる。
短くつかんで深く理解。
そして何を言うか、ではなくどんな目線で言うか。

小論文の書き方のプロが考えるコミュニケーションの極意がとてもわかりやすい。

通じるコミュニケーションのために
普段の自分の在り方を大切にすること、と読みました。

2歳児、図書館から連続延長貸出4週目に突入。
超お気に入りです。

トリクシーは、ちょうど今のハルさんくらいの男の子。
お手伝いが大好きで、お散歩も大好きで、
でもまだおしゃべりはあんまり上手じゃなくて。

ハルにはお気に入りのクマタンがいるけれど
トリクシーにはお気に入りのくたくたうさぎがいます。

いろんなことが自分と重なるんだろうねぇ。
こんな小さな子なのに、もう、絵本の中に自分を重ねてみてるなんて
なんて豊かな子なんだろう、と思う。
絵本の中のトリクシーの気持ちがものすごくよくわかる読者なんだろうなぁ。

毎日毎晩4週読むうちに
トリクシーのセリフを「う~ぎ~」とせつなく
「う~た~」と多少いらだちながら
そして「わぁあああん!」と不満をこめて
ページごとにご自身でおっしゃるようになりました。
ぱたん、と本を閉じると、裏表紙にくたくたうさぎを抱きしめたトリクシー。
「ああ、よかったぁ。」と台本にないセリフも実感こもってます。

名優かもよ。



わたしのことだなぁ~
14歳をどう育てるかって、育児のヒントかなぁ~
と思って読みはじめましたが

14歳から「若者」が始まるわけだが、
それ以前のとこでもうひっかかってんだよみんな っていう話でして

手 遅 れ じ ゃ ん !

という読後感です。うひゃひゃひゃひゃ。

14歳をどう育てるか、じゃなくって
「おまえは14歳を育てられるだけの親か?」と問いかけられてる対談にも読めました。


わがまま勝手で、我を通して譲らない、周りを見ないオコチャマなままな人の多さについて
前思春期を豊かに過ごさずに14歳になったって
思春期をよぉく味わいながら乗り越えられるはずもなく
年だけ食って大人の歳になってるのに
情緒や、感情の伝え方は前思春期で溜まってるままなんだよねー、という
おっさん二人の言い分はとっても納得。

コワイ話だなー。
見た目の歳によらないウソのオトナもどきばっかりが
子育てをする、なんての。


でももうエエ年の私たち世代で
「え?なんだこのひと。」と戸惑う人に出会うとき
(あ、そうか、前思春期溜まりのひとなんだ。)と解釈すれば
ムダに腹が立ったり、振り回されたりしないですむんだね。なるほど。


他人をバカにすることで己のアイデンティティを成り立たせようとしがちな底の浅いひとなんてのは
ほんとうにまだココロが11歳なんだろうなぁ。
11歳を二人通過したことのある親だから、
11歳とつきあうことってすんごく面倒ってことをよぉく知っていますが、
それがオトナヅラだなんて。

トホホだなぁ・・・・。
予防接種のおすすめ本。

もとはアメリカのワクチン事情なのだけれど、
ちゃんと日本の第一人者(小児科医)が翻訳したうえ
日本の予防接種事情もわかりやすく解説してくれているのでよいです。
読み終わって気がついたのだけどこの翻訳を手がけた日本一の小児科医、津の病院の院長だった。


予防接種は、副反応や、事故を悪とみなして、不要論を熱く語ったりする人もいて、考え方さまざまだけど
正しく知る、ということは大事。この本は正しく知るためにも有効。


わたしは受けとく派で、
あらゆる予防接種は定期接種にして、いのちにかかわる病気をみんなで予防することで
罹患ラインを押し上げてこそ、本当の予防だ、と思っている人です。
あれだ、One for All, All for One. だ。
ワクチンて結局そういうものだ。  
読んだら実行。

いきなり土をつかむ4年生。

まずは土を選んで、さらに目の細かいふるいでふるう中学2年生。

兄の作った3種類の細かい砂を横取りする中学1年生。

どろどろのバケツに両手を突っ込んでエライいことになる1歳児。



みんな楽しく遊べました。

堂々と張り上げて読むと雰囲気が出ていい絵本なので
お昼寝用じゃないんだけど。

こういうの、何度も何度も読んであげたい。
ハルたんが保育園通う頃には
ビシっと語れるようにしときたいよね~
「おぉれがぁ、あ、ことぉ~だぁあぁ~~~っ」なあんてね。

・・ヘンなのは承知しております。

パディントンて、すてき。
くまなんだけど。
くま扱いされてないくま。
行儀にうるさいくま。
へんなくま。

これを借りてくると
「パディントン、今誰読んでる~?」と取り合いになるくらい、我が家では人気。
モックンが、ピョンととびはねて足をバタバタさせて
「妙技公開!」ていうてました

ハルのお昼寝絵本にまぜて、読んであげたりもしてます。(母が読みたいから)

シリーズ次々読みたくなるんだよね。
2週間に一度、図書館に通って、
1人10冊借りて帰るわけですが、
ヤツラは、ときどき、読書欲がダレてきて、
ダレたまま図書館に行くと、
「なんか、読みたい本がないー。」などと言って、
釣りのハウツー本だの、柳田理科雄だの、エコな折り紙手芸だの
わざわざ大人の書架からゆる~~~~~い本を選んできます。

気に入らん。

「そんなユルユルの本ばっかり、およしよ~。」
「だって、いいのがないんやもん。」


アレですな。
やる気のないひとってのは、大人も子どもも一緒ですな。

「だって~」
「みつからないんだも~ん」


探せ。
できること、やれること、やろうとすること、やらないかんことは、フル回転で探せ。


わたしが子どものときに親たち大人家族に一番言われたのは
「頭は帽子の台やないで~。」でした。
気がつけば、わたしもおばあちゃんからの一言として子どもたちに
「頭は帽子の台やないで~。」と言うようになりましたよ。
思えばキツイ母だった。ありがとう母。


子どもの書架へ行って、ぐるっと一回りすると
次々に新着図書発見。
あるやないか~。


海底2万里のノーチラス号が実は!というとこからはじまるファンタジー。
れっきとした少年冒険小説です。いい。
読んでいてワクワクと楽しい。
ハリポタよりもまっすぐで楽しいし、
ゲドよりものめりこめるし、
ナルニアよりも背景がややこしくなくてわかりやすい。
「ボクもノーチラス号に乗りたい!」て思えるお話。

ファンタジーって、大人になっても読んでほしい。
心に水遣りするのは、マンガでも、人生啓蒙本でもなくて、こういう本だと思うから。


借りてきたシリーズ4巻までは一気に読んでしまって続きを絶対に借りなくてはなりません。

きゅうけつき
とか、
こうもり
とか、
ふらんけんしゅたいん
とかが
簡単にかける絵かき絵本。

絵かき歌の歌がないだけで
△ふたつ、○ふたつ、と、エンバリーさんの言うとおりに描いていくと
かわいらしいモンスターがあっというまにできあがり。

いいねぇ〜。

こうやって、こーなって、とみんながおんなじ手順でおんなじものを描いてるようでみんな顔が違う。

共有できるけど ちがう。 てのはほんとにおもろい。
ハルさんとの毎日は細切れ時間との戦いの毎日なので
ぶっこむ→火をつける→シュウシュウ→時間を計る→火を消してほっとく→できあがり
の手早さと
柔らかくて滋味の引き出されたおいしいものを食べさせたい赤ちゃん食には 圧力鍋は欠かせん。
古い古い圧力鍋なのによく働くよなあ。
ほぼ毎日なにかがシュウシュウゆっている。

ハルのお気に入りは大根。
つくねと炊き合わせても、手羽先と炊き合わせても、タコと炊き合わせても味がしみておいしい。
ゼリーほどの固さになっている大根を一度に4個(輪切り)は食べます。食べすぎだ。
煮豚もおいしい。1キロ14分加圧で、切るときにほろほろに崩れるほど柔らかい煮豚完成。
これをもとに炊くのもおいしいけれど、
ウチではゆでたてにゴマだれをつけて食べるのが定番。
これもつかんでガブガブ食べてますねぇ。

ヒゲくんは
「こんな柔らかくてうまいもんばっかり食べさせとったらあかんで。歯ぁ悪なるで。」
というんですが、いや、絶対それはないよ。

じゃ、アナタの歯が心配だから、
しがんで出すよーな肉を作りましょーか?と言ったら
「いいです。これでいいです。」と慌てていました。

おやつにアップルパイを作ったんだけど
りんごも圧力鍋で煮てみた。
とろとろになってしかも型崩れなし。
「わー。売ってるアップルパイやー。」
という昭和のほめ方をヒゲくんがしてくれました。
(たぶんほめてるんだと思うんだけど。)
まいったなぁ。
このおっさんたちときたら。

奈良遊びに行きたくなってきました。
我が子を観察して「困ったちゃん日記」を書く。
それに「子ども目線」で感想を書き加える。
ママ日記+キッズ日記の構成で、子ども観察日記を書いてみましょう、という本。

母子支援、ていうと
「おかあさん、たまには子どもはパパに預けて、おしゃれして出かけましょう。」
なんてのが多い中、
息抜きでどうにかしようとするんじゃなくて
育児をストレスなんかにしないでネタにして楽しむ方向でやっつけようと。

この東大の先生の研究によると
これまで子どもの発達のためにはたくさんの働きかけが必要で、刺激は多いほどいい、と考えられてきたことが
「赤ちゃんは自ら積極的に周囲に働きかける存在だ。」ということがわかってきたそうです。

なので
大人が手助けして子どもの力を引き出す子育て
から
子どもが自ら伸びてゆくのを見守る子育て
に変わらなければなりません。だそうです。


・・・・そうだったのか。

なんか、そういう観察日記って
もしかしてわたし 書いてたりする??

ならば
小さいときからのそういう積み重ねが
そろそろ「こうなりました。」て臨床データになってくる頃?

おお コワ。(大爆笑)
毎日毎日弁当のおかずに苦労してやっと1年が過ぎてまいりました。
いまんとこ皆勤賞です。
朝から焼いたり揚げたり煮たり煮詰めたりフラフラです。

ちなみに今日の弁当は
焼き鳥、インゲンの胡麻和え、だし巻き玉子、さつまいものレモン煮、大根と豚バラの煮物、茹でトウモロコシ、ウインナ
に、白いご飯をギュウギュウと茶碗2杯分ホカ弁に詰めました。

それをペロリと平らげて
「今日はご飯のお供が焼き鳥だけだった。」
などと感想を申されては
かあちゃん、もう、かなわんですたい。

普段のご飯でもそうなんだが、
子どもたちの好きなメニューに偏ってきたなぁ〜
と感じると、粗食シリーズを引っ張り出します。
昼ご飯に堂々と
「餅3個と番茶。」
とか書いてあるのを読むと
そんなでもいいよなー、とココロが軽くなります。

そんな幕内さんの子どもシリーズ。

・おべんとうの8割はご飯をつめましょう。

・ありあわせのおかずを二つ三つつめれば出来上がりです。

・どうしても作りたければ1品だけ作るようにしましょう。

うおー、それでいいよねー。
わたしが自分で自分の弁当作るときはたいていそんなもんだ。

と思って中学生に提案したら
「グレるよ?」と冷たい目でにらまれました。

かあちゃんのおかずはちまちましすぎるかい?と尋ねたら
「とにかく肉を。」と言われました。

あしたはカツどんです。


ちまちましたおかず、ヒゲくんが喜ぶんだよなぁ・・・。
  
ディオールのドレスを台無しにしてしまったエリカさまは
アレレちゃんだったけど
こっちのエリカさんはおもしろい子育てをやってなさる。

このパパさんがまたジェンダーどこ吹く風な方でおもろい。
うさぎさんの親切な思いつきも好き
あとからやってくる動物たちの
「でも からっぽにしてしまっては
あとのひとに おきのどく」
ていうやさしい思いやりの気持ちも好き

思いやりがつながって
立派すぎず 残念にならず
ちょうどいいしあわせに落ち着くところも好き

英語のタイトルは「The giving chair」

1928年生まれの作家と1915年生まれの画家。
2006年生まれにつなぐおはなし。

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