段取り力

2005年10月18日 読書
人間、段取りと踏ん張りだというのがワタクシの持論ですが
段取りのできる能力を段取り力とした齋藤先生。

段取りってのは学校で習いません。
大学でも習いません。
なのに社会に出ると急に「段取りどうなっとる!」などと言われる。
そこでおたつく人が多いのだというのが先生のお話。

うーん。
してみると
段取り力て「家庭学習」か。

よっしゃ。
毎日 料理教えよう。
くよくよして眠れなかったら布団から出て散歩しろ、とか書いてあります。

アメリカ〜ンな物言いのおじさんたちに励まされる一冊。(そんな感想ですか!)

養老先生と遊ぶ

2005年10月9日 読書
怖がりなので人体のスライスには
ちょっと ヒー てなりましたが
楽しく読める1冊でした。
中綴じの「13歳からのバカの壁」は
バカの壁って、こういうことなんだ、と、
その章ごとに優しい言葉で説明してあって
読み違えのないような素敵な冊子になっていました。

養老先生て、おもしろい。
モックンと毎週楽しみにしているテレビ番組。
それのエジプト特集。

ふーん
へぇ〜!
うんうん

とワクワク読んでいたら
「次、ボク予約。」と息子。

それまでひざの上に広げて読んでいたのは「ムー」w
定期購読してやっています。
どや、おもろいか。ムー。
おかあちゃん、さっき、チラッと読んで
「コインランドリーの都市伝説!
乾燥機の中でぐるんぐるん回っている小柄な女!
開けると湯気を立てたまま走って逃げる!」で大爆笑やったw

息子は、ニッと笑って
「ムーは、おもろいけど、な。」

うんうん。
な。

なんでも太陽黒点のせいで円満解決やから。ムー。


わかってへんことを
わかってることをもとに丁寧に推察していって
見てわかりやすい、楽しいものに仕立て上げる番組が好きだし、
そういうスタッフのまとめた本もわかりやすくおもしろかったです。
科学者の資質のひとつに 品性 があると思います。

この本の感想はそれだけ。
穂村 弘は歌人で作家。

日記というかエッセイなのですが、
ヨワヨワでコワゴワなホムラさんの日々を読むとき、
ああ、ワタシもそんな風にコシが引けてます。とほほ。と思ったり。
書いてるほうも読んでるほうも「とほほ」気分。

いいオトナなのに わたしたちって とほほなまま 毎日過ごしてるなあ。とほほ。
夏休みに図書館で借りてきた本。

『お母さんが口うるさいの!仕方がないの?』
という子どもの問いかけに

・「親権」に20歳まで従うものという決まりがある。
・成長とともに意見が対立したり自己主張できるということはとても大事なことだ。
としたうえで

『日本国憲法でも(「でも」。このでもの使いかた好き。では、じゃないの。でも、なのよ。)
個人として尊重されること、自分の幸福を追求できることを保障しています。
これは子どもに対してもあてはまります。
特に、心の中のこと、プライベートなことについては
十分に尊重されなければなりません。』

と13条を噛み砕いて説いてくれて、

『あなたのおかあさんはあなたのことが心配で子ども扱いしすぎるのかもしれません。
子ども扱いされないためには、日ごろからよく会話して、
お互いに考えや気持ちを伝え合うことが大事ではないでしょうか。
あなたの気持ちがわかればお母さんもよけいな口出しはしなくなるでしょうから。」

と、うまくおさめてくれてます。

わかりやすくていい。



第13条(個人の尊重)
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、
公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第19条(思想の自由)
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。



あたりまえのことなんだけどね。
みんなちがってみんないい、ってことを
日本の国の憲法でも ちゃんと決めてあるんだよ。
みんなが忘れないように。

という、小学生向けの本。
私が読みたくて借りました(笑)
第2集は「世界の現状」。

今度の選挙のことでちょっと勉強しようと思って
図書館で物色していて見つけました。

今から読むところだけど、
賢い人の考えてることに
こういう会話文で触れられるのは
私みたいな「ややこしいことにはフタしときたい〜」タイプには
読みすすめやすくて嬉しい。

あ、私は郵政3事業は民営化していいと思う派です。
親版を図書館で読んで
この子ども版を本屋で立ち読みして

「あ、これは買っとくか。」と買いました。




タイトルどおり、ほんとに当たり前なことが書いてあります。
生活や学校での基本のマナーだったり、
これからも目指していこうねってことだったり、
適齢期は小学生1、2年生から、かなぁ。

ルールブック、となっているけれど
マナー集のような物だと思います。
できるできないを厳しく問いかけるようなもの、じゃなくて
こういうことって大事なことなんだよねって、確認しておこう、というたぐいの本。

この本を買ってきた夜、
お布団の上で母子4人で声に出して読みました。

「ルール5!」と母が読むと、

大見出しを
「勝っても自慢しない
負けても怒ったりしない!」
とミーが読み、

その次の本文を
「もしキミが何かで勝ったり
うまくやったりしても、自慢しないこと。
もし負けても、怒った態度をとらないこと。
わざと負けてやったんだよ などというのは、弱さのあらわれだ。」
とマルが読み、(振り仮名が振ってあるので読める)

解説を私が
「自慢をする人は、誰からもよく思われない。もしきみが得意なことがあるなら
自信は持ってもいいが、自慢はしないほうがいい。
負けたときはこんなふうに言ってみよう。
『試合楽しかったよ。またきみと勝負できるのを楽しみにしてるよ。』
大切なのは、ベストをつくして楽しむこと、負けても言い訳しないことだ。」
と読んだりする。

読みたい!と先を争って3人のこどもが声に出して50のルールを読み上げていく。

ルール14の
『自分からごほうびをほしがってはいけない』は
ミーが読みました。不服そうに。(笑)

ルール44の
『信じるもののために立ち上がろう』や、
ルール50の
『君のなれるもっともすばらしい人間になれ』
なんかは
これから出会っていく事柄の中から
少しずつあ、そうか、そうか、そういうことか、と
わかっていくだろうから
急かさずにその大切さを考えていってくれたらな。

絵本を読むように声に出してかわるがわる読みながら
どんなふうに大切?
ああ、実際あるよね、こういうこと。
って
わいわい言いながら時間をかけて楽しみました。
「魔法の言葉」の ドロシー・ロー ノルト。

なかでも響くなぁと思ってノートに書きとめてあるのが
心をひらいて 愛そう の項。


---ちょっとだけ紹介

心をひらいているときの感覚は、愛に結びついています。
こころを開いて自分とは違う価値観を受け入れることができています。

自分とは違う考え方、行動の仕方を受け入れられるのです。
心をひらいて自分には納得のできない相手の性格の癖や動作などを
はねのけようとしないで静けさを保つことができるのです。

その人の人間性を丁寧に受け入れながら
その人の行動や考え方や価値観を認めることができます。
それらが自分のものと大きく隔たっていても、
それはその人のものとして認めることができるのです。毛嫌いしません。
癖を持つ人を人間として丸ごと受け入れ続けます。

受け入れるとは相手が間違った行動をしたり人間性を損なうような発言をするのを
許し続けるという事ではありません。

愛するとはその人が人間として人間らしく成長していくことに力を貸すことです。
時にはチャレンジすることもあるでしょう。
人間らしさを損なう言動に厳しく立ち向かわなければならないときもあるでしょう。
そういうようにチャレンジしながら
相手の成長を援助するために自分の心の根底が冷静で憎しみから解放されていて、
その人を丸ごと人間として敬意を持って見つめているまなざしが必要です。

愛するとは
心をひらいて相手のいいところも嫌なところも好きなところも嫌いなところも丸ごと受容し
「その人も自分も、ともに、人間として成長していく関わり」を持つことです。

-----


実践するのはなかなかたいへんですが。
このおばさんのいうことはわかりやすいし、
やってやれないことはない。
基本の参考書。ただし、おばさん向けかも。

このおばさんの本を、トンデモ本やんていうたら、グーパンチな(笑)
---

「他人に迷惑をかけないようにしなさい。」(道徳)と
「あなたは他人に迷惑をかけているのですよ。」(仏教)の違い。

他人に迷惑をかけるな、と教えると
迷惑をかけずに生きられるかのように思ってしまう。

自分が知らず知らず他人に迷惑をかけていることを
忘れたり気づかなかったりする。

自分が他人に迷惑をかけていることに気がつかないと
自分はこんなに迷惑をかけまいと努力しているのに
あの人は平気で迷惑をかけているっ!と
他人を糾弾するようになる。


私たちは知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけ、しかもそれを赦してもらって生きている。

だから 自分もまた 他人を赦さないといけないことを知ろう。

---
そだね。
同じ 生きるなら 笑って、笑って。
久しぶりに図書館に行けた。
借りてきたのはこの本。

なかほどに
名作選がある。

交通巡査・ジンギスカン・物売り・・・
読んでいるうちに
いと:と書かれた文字はいとし師匠の声で
こい:と書かれた文字はこいし師匠の声で聞こえてくるから不思議。

ぜひ。

ハウル

2005年1月15日 読書
こどもたちと映画を見ました。
「ハウルの動く城」です。
この原作は読んでいません。


2時間の長い映画でしたが、
観終わってもったいないなぁ〜というのが感想。

とても素敵なキャラクターだし、
ディテールも凝っててわくわくするのに
描ききれなかったのかなぁ、と物足りなく感じました。
どう描いても子どもマンガ物語にちょうどよさげです。

あ、そうか。
ハウス子ども名作劇場で15話くらいやったらいいんだよきっと。
ハウス食品、そこまでスポンサードしてはどうか。がんばれ。

ムッシュ!

2004年10月5日 読書
まさに、これこれ。

↓帯より。

「抜かれるなら

度肝がいいよね。」



↑カッパに尻コダマ抜かれるよりは、ということらしい。

さおりちゃんとトニーくんのほのぼのご夫婦生活。
トニーくんがかわいすぎるほどかわいい男です。

日本が母語ではないゆえのナイス発言&語学オタクっぷりが
なぁんとなく年齢以上に難しい本ばっかり読んでるうちの息子の
「うーん、この肉まん、なまはんか。」
(↑中が生ですお母さんの意)
などと言う発言に通ずるところがありました。
うちの子はネイティブ日本人ですけども。

2とあわせて2冊、息子とふたりで大笑いしながら読みました。
息子が一番うけたのは、アルパカ。
私が一番うけたのは、おいしいっと、トニーがのけぞるときの
「首の上全部毛」の絵でした。

はりぽた5

2004年9月8日 読書
このハリーポッターは4巻までのおとぎばなしとは少し違う。
ハリーの冒険物語でもない。

大人はもっと子どもの力を信じてやれよ。
大人はちょっとだけ子どもより長生きしてるだけなんだぜ。

て、はなし。



だからおとなってキライ。(←読後感)

ブーンドックス

2004年9月7日 読書
帯のマンガは、



「はい、こちらCIA」

「ちょっと聞きたいことがあって。ブッシュ大統領が掲げた先制攻撃戦略は知ってるよね?」

「もちろん」

「それってウチの弟の『お前は生きてるだけでムカつくからブン殴る』戦略みたいじゃない?」

「切るよ、ヒューイ」




いしいひさいち氏もガンバレ!
図書館で借りてきて
今寝る前にすこしづつ読んでる本。

いい。

なんにも望むもののない人は幸せな人なのよとかいうけれど、違うね。

幸せで想像力があって人生を楽しみたい人は
いくらでも願いを考えられるんだと思うよ。

これは、とってもスパイシーな本。

お願いをたくさん考えよう。

夢といえば、
和民の社長がいってた。テレビで。
「夢に日付を入れなさい」って。
メモに書いた自分の願いに何年何月実現て日付を入れるんだって。

日付を入れる夢も素敵だし
日付を入れない願いも素敵。

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